『テッド』ドラマ版、ドラッグとド下ネタ全開の米予告編が初公開

見た目はカワイイけど中身はエロ親父なテディベアのテッドと、大人に成りきれない中年男のジョン(マーク・ウォールバーグ)が繰り広げる爆笑コメディ映画『テッド』シリーズ。その前日譚であり、90年代を舞台とするリミテッドシリーズ『Ted(原題)』の米公式予告編が初公開となった。
米Peocock製作によるドラマ版の初予告編には、映画版シリーズに引き続いてクリエイターとして続投するセス・マクファーレンが登場。「やあ、みなさん。セス・マクファーレンです。Peacockの新オリジナルシリーズ『Ted』の予告編を分かち合えることにワクワクしています。テッドとジョンの若かりし頃の物語をお伝えしますよ。では見てみましょう」との紹介でスタートする。
『テッド』のドラマということで、刺激的な描写が含まれます。
1993年のマサチューセッツ州フラミンガムを舞台にした前日譚ドラマでは、嫌がるテッドがジョンと一緒に高校へ通わされる展開に。しかも、予告編でテッドとジョンが最初に出席したのが、こともあろうか性教育のクラス。先生が「マスターベーションについて学びます」と生徒に伝えると、すかさずテッドが「宿題は出るんですか?ジョンはもう、今朝済ませましたよ」とトンデモ爆笑発言で早くも笑わせてくれる。
まったくTPOをわきまえないテッドとのハイスクールライフにジョンはヒヤヒヤしっぱなしだが、「喫煙したこともないしエッチもしたことないし、彼女もいない。俺って負け犬だ」と言うジョンを“男”にするために、テッドが一肌脱ぐことに。売人からドラッグを手に入れたテッドはジョンと一緒に吸い、超ハイなまま家族と食卓へ。全くろれつが回っていないジョンに、お父さんは「ガスか何か漏れてんのか?」と的外れな反応で、テッドが息子に多大なる悪影響を与えていることに気づいていないようだ。
さらに映像は、ハウスパーティーで大はしゃぎしたり家の屋根から卵を投げつけたり、悪さしまくりのコンビを映し出す。予告編のラストは、「俺ってこの学校で最後の童貞だよ」と焦るジョンにテッドが「買い手を見つけよう」と提案し、「新鮮なペニスだよ!新鮮なペニスを手に入れようぜ!」と学校の廊下で大声を張り上げて周りにアピール。恥ずかしさ爆発のジョンが必死に止めようとすると、「なんだよ、助けになろうとしてるだけじゃん」とテッド。先が思いやられそうな凸凹コンビが送る学園生活は、全7話にわたって展開されるぞ。
テッドの声でマクファーレンが続投し、16歳のジョン役で『パージ』(2013)のマックス・バークホルダー、父親マティ役で『Oppenheimer(原題)』(2023)のスコット・グライムス、母親スーザン役で『スキャンダル』(2019)のアラナ・ユーバック、いとこのブレア役で『シエラ・バージェスはルーザー』(2018)のジョルジア・ウィガムが出演。
全エピソードで監督を務めるマクファーレンは、「モダン・ファミリー」(2009‐2019)のポール・コリガン&ブラッド・ウォルシュと共同脚本・ショーランナー・製作総指揮も兼任する。
前日譚ドラマシリーズ『Ted(原題)』は、米Peacockにて2024年1月11日に配信開始。
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Source:Peacock