『TENET テネット』興収12億円突破、2週連続No.1 ─ 全世界興行収入は290億円超え

クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』が、日本国内において、2週連続興行ランキングの第1位を達成した。すでに累計興行収入は12億円を突破し、その勢いは衰えるどころか、なおも増しつづけている。
発表によると、2020年9月18日(金)に全国488スクリーンで公開された本作は、2週目の週末興行ランキング(9月26~27日)でも興行収入2億4,630万2,200円(観客動員数14万4,707名)を記録し、ランキングの首位を獲得。9月27日までの累計興行収入は12億382万2,590円(観客動員数74万2,190名)となった。
洋画作品が2週連続でランキングの1位を記録するのは、コロナ禍による劇場休業以前の『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)以来。日本の客層は男女比7:3(ワーナー調べ)、20代の男性グループやカップルを中心に、高校生から50代まで、幅広い観客層が劇場に足を運んでいるという。
『TENET』の全世界興行収入は290億円を突破し、300億円の大台も目前に控えている。全米でも4週連続でのNo.1を記録した(9月27日時点、Box Office Mojo調べ)。新型コロナウイルスの影響により、いまだロサンゼルス・ニューヨーク・サンフランシスコの主要地域では映画館が再開されていないものの、カリフォルニア州の一部地域では上映がスタートし、今週末のランキングではトップ10劇場のうち8劇場がカリフォルニア州となった。米ワーナー・ブラザースは大都市圏での上映開始にあわせて再度のプロモーションを計画しているともいわれており、公開から1ヶ月以上を経ての再ヒットにも期待がかかる。
映画『TENET テネット』は2020年9月18日(金)より全国公開中。
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