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『TENET テネット』チケット事前販売、『ダンケルク』『インターステラー』超えの勢い ─ アメリカ・イギリス・オーストラリアで

TENET テネット
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クリストファー・ノーラン監督の最新作TENET テネットの前売りチケットが、アメリカ・イギリス・オーストラリアにて、『ダンケルク』(2017)『インターステラー』(2014)を上回る勢いで販売されていたことがわかった。米Deadlineが報じている。

調査を実施したのは、映画専門のデータ分析企業Movioで、イギリスとオーストラリアでは8月26日の劇場公開から2日前、アメリカでは8月31日の先行上映から1週間前のデータとなる。すべての地域で購入者の70~80%は男性だという。

このたび対象となった国のうち、現在も新型コロナウイルスの影響をもっとも強く受けているのがアメリカだ。いまだ営業が再開されない映画館も多く、ニューヨークやロサンゼルスではチケットの前売りを実施できない状況。誰かと映画館に出かけるハードルが上がっていることもあろう、購入者の55%が単独(1枚)での購入となっている(『ダンケルク』は20%、『インターステラー』は47%)。ちなみに映画館の営業状況もあり、過去2作よりも南部の州での販売率が高く、逆に都市圏での販売率は低い。

一方、公開直前での分析となったイギリスとオーストラリアでは、前2作よりも販売数が圧倒的に増加しているという特徴がある。公開2日前の時点で、オーストラリアでは2万9,000枚近くを販売しているが、同時点で『インターステラー』は約2,300枚、『ダンケルク』は5,000枚以上という数字だった。イギリスでは1万1,000枚近くを販売しており、こちらも『ダンケルク』の7,000枚、『インターステラー』の1,800枚を大幅に上回っている。社会情勢や映画館の対策もあり、あらかじめ映画館に出かける予定を決めておく観客が増加しているとも考えられる。

なお『ダンケルク』のオープニング興行成績は、アメリカでは5,050万ドル、イギリスでは1,300万ドル、オーストラリアでは475万ドル。『インターステラー』はアメリカで4,750万ドル、イギリスで850万ドル、オーストラリアで360万ドルを記録していた。“前売りの販売数が多いほど初動成績も高くなる”とは一概に言えないものの、未曾有の状況下で『TENET テネット』はどこまでの健闘を示してくれるだろうか。息の長い上映になると予想されるだけに、ロングヒットの期待も高まる。

映画『TENET テネット』は2020年9月18日(金)日本公開予定

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Source: Deadline

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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