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『テスラ エジソンが恐れた天才』エジソン役カイル・マクラクラン、撮影現場まで電車通勤 ─ 場面写真も公開

『テスラ エジソンが恐れた天才』
© Nikola Productions, Inc. 2020

イーサン・ホーク主演、『ハムレット』(2000)マイケル・アルメレイダ監督の新作映画『テスラ エジソンが恐れた天才』が、2021年3月26日(金)より全国公開となる。これに先駆けて、本編を切り取った4枚の場面写真が、ニコラ・テスラの命日でもある本日1月7日に公開された。

本作は、主人公テスラが革新的な交流電気方式や世界中の無線電力伝送を実現させるために奮闘する姿を描く物語。発明家仲間であるエジソンや事業家ジョージ・ウェスティングハウスとの確執などが描かれる。テスラを演じるのは『ガタカ』(1997)『ビフォア・サンセット』(2004)などで知られる名優イーサン・ホーク。 テスラのライバルともいえるエジソンを、「ツインピークス」シリーズなどのカイル・マクラクランが演じている。

このたび公開された場面写真は、何かを見据えるテスラ、眩い電球に触れようとするエジソン、対峙するテスラとエジソン、そして実験室で考えに耽るテスラの4枚。2人の緊張感溢れる関係性がうかがい知れる。

『テスラ エジソンが恐れた天才』
© Nikola Productions, Inc. 2020
『テスラ エジソンが恐れた天才』
© Nikola Productions, Inc. 2020
『テスラ エジソンが恐れた天才』
© Nikola Productions, Inc. 2020
『テスラ エジソンが恐れた天才』
© Nikola Productions, Inc. 2020

また、場面写真の公開にあわせて撮影時のエピソードも到着。これを語るのが、エジソンを演じるカイル・マクラクランだ。アルメレイダ監督とイーサン・ホークの2人とは、『ハムレット』以来の再タッグとなるマクラクラン。「2人と仕事をすることは大好きで今回もすごく興奮していた」としながらも、「インディペンデント映画を作るということは非常に困難で、時間がかかり厳しいプロセスがあります」と冷静に語っている。

「資金面についてもそうです。ニューヨーク近辺で本作の撮影をしていたのですが、自分のアパートまで迎えにきてもらう車代が捻出できなかったので、撮影現場までは地下鉄に乗って現地集合していました。待機場所も大部屋スタイルで、皆と一緒でちょっとした家族のような感覚を感じましたね。」

撮影当時のこの出来事を、マクラクランは別の表現で「一夏のキャンプのような体験」と振り返ってもいる。予算の都合上、制作に限りのあるインディペンデント映画ならではのエピソードだが、結果的にマクラクランらキャストにとっては充実感溢れる朗らかな思い出となったのだろう。

ホーク&マクラクランのほか、共演にジョージ・ウェスティングハウス役でコメディアンのジム・ガフィガン、ジョン・ピアポント・モルガン役で『アド・アストラ』(2019)のドニー・ケシュウォーズ、アン役で『パピヨン』(2017)のイヴ・ヒューソンなどが名を連ねた。脚本はアルメレイダ監督が兼任する。

映画『テスラ エジソンが恐れた天才』は、2021年3月26日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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