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イーサン・ホーク主演、発明家ニコラ・テスラ描く映画『テスラ』米予告編 ─ エジソン役にカイル・マクラクラン

『テスラ(原題:Tesla)』
https://youtu.be/e4U-23TOKms

イーサン・ホークカイル・マクラクラン共演、天才発明家ニコラ・テスラの半生を描く映画『テスラ(原題:Tesla)』の米国版予告編が公開された。

本作は主人公テスラが、革新的な交流電気方式や世界中の無線電力伝送を実現させるために奮闘する姿を描く物語。発明家仲間であるエジソンや事業家ジョージ・ウェスティングハウスとの確執、及びにテスラを経済的に援助したアメリカの大財閥ジョン・ピアポント・モルガンの娘アンとの横暴な求愛に見舞われる姿なども描かれる。公式のあらすじには、“アンは展開する物語を分析し、従来の考え方に逆らうような現代的な思想を提示していく”とも記載されているが、これは一体どういうことなのか……?

「ニコラ・テスラをGoogleで検索すると、3,400万件もの結果を得られるんですが、写真に関しては4種類しかないんですよ」。予告編では、その時代に存在するはずのないパソコンを使用するアンの姿が登場する。「交流送電は時間の無駄。非実用的で命取りだ」。交流電気方式を主張するテスラを容赦なく批判する、直流電気方式派のエジソン。一方のテスラも、食べかけのアイスクリームをエジソンの服に付けたり、口に入れたりするなど、相互に敵対する姿が伺える場面が映し出される。

そして、今度は資金援助を求めるテスラの前にジョン・ピアポント・モルガンと娘アンが登場。そこから、サイケデリックな音楽と強烈な色彩に包まれた映像と共に、テスラが開発に奮闘する姿が次々と捉えられていく。「私たちが生きている世界は、テスラが夢見ていたものです」。予告編の最後には、アンがテスラの社会的貢献を称える言葉が添えられた。ちなみに、予告編ではスマホらしきものを使用するエジソンの姿も。やはり、一筋縄ではいかない作品になりそうだ……。

出演者にはテスラ役のイーサン・ホーク、エジソン役のカイル・マクラクランの他、ジョージ・ウェスティングハウス役にコメディアンのジム・ガフィガン、ジョン・ピアポント・モルガン役に『アド・アストラ』(2019)のドニー・ケシュウォーズ、アン役に『パピヨン』(2017)のイヴ・ヒューソンなどが参加。監督・脚本は『ハムレット』(2000)『アナーキー』(2014)でイーサンと仕事を共にしたマイケル・アルメレイダが務める。

ちなみに、ニコラ・テスラとエジソンの二人は、日本でも2020年6月に公開されたばかりの『エジソンズ・ゲーム』でも描かれており、同作ではテスラ役をニコラス・ホルトが、エジソン役をベネディクト・カンバーバッチが演じている。

映画『テスラ(原題:Tesla』は、2020年8月21日に米国公開&配信開始。

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Source: Collider

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。