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『ランボー』生みの親のスリラー小説『テスタメント』映画化 ─ ごく普通の家族が「人間狩り」の標的に

※画像はイメージです Photo by Sebastian Pociecha on Unsplash

シルベスター・スタローン主演映画『ランボー』シリーズの生みの親である、作家デイヴィッド・マレルの小説『テスタメント(原題:Testament)が映画化されることがわかった。米Deadlineが報じている。

1975年に出版された本書は、ごく普通の家族が、自然の中で“過激で容赦のない人々”による人間狩りの標的となるサバイバルスリラー。映画版で脚本を手掛けるのは、ジェームズ・ワン監督『狼の死刑宣告』(2007)や、リーアム・ニーソン主演作『THE GREY 凍える太陽』(2011)のイアン・マッケンジー・ジェファーズだ。製作を務めるのは、Netflixオリジナルシリーズ「ヴァージンリバー」(2019-)のローマ・ロス、クリストファー・E・ペリー率いる、ロサンゼルスを拠点とする製作会社Reel World Management。現時点で監督やキャスト、製作時期はわかっていない。

『テスタメント』の映画化について、ローマは以下のように語っている。

「私は20年近く、『テスタメント』の権利を獲得できることを待ち望んでいました。このような本には今まで出会ったことがありません。最初のページから読者の心を掴んで、決して離さないのです。イアン・ジェファーズは、この強烈でエモーショナルな家族の物語に生命を吹き込むうえで、実に理想的な作家でしょう。」

またデイヴィッド・マレルは、「私がこの小説に抱いている情熱とビジョンの両方を共有することの出来る、献身的で才能あふれるフィルムメーカーのローマ・ロス、またReel World Managementと一緒に仕事ができることを嬉しく思います」とのコメントを発表している。

『ランボー』シリーズは、マレルの処女作『一人だけの軍隊』(1972年刊)を映画化したもので、シリーズの最終章である『ランボー ラスト・ブラッド』は2020年6月12日(金)より日本公開予定。

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Source: Deadline

 

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。