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『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は新3部作の第1作目になることが明らかに ─ 新アニメ作品も告知

トランスフォーマー/ビースト覚醒

『トランスフォーマー』は、どうやら新シリーズに向けてのトランスフォームを始めていたようだ。

シリーズ最新作として2023年公開予定の『トランスフォーマー/ビースト覚醒』が、新たなる3部作の第1作となることが明らかになった。米パラマウントが公式Twitterにて発表している。

『トランスフォーマー』実写映画はこれまで、2000〜2010年代が舞台となったマイケル・ベイ監督シリーズ、80年代にさかのぼった『バンブルビー』(2018)が製作された。新作『ビースト覚醒』の舞台は1994年で、これまでと同じ世界観になるものと見られる。オプティマス・プライムやバンブルビーといったお馴染みのオートボットに加え、「ビーストウォーズ」シリーズからオプティマスプライマル(コンボイ)やライノックスらも初めて実写登場するとして注目を集めている。

新3部作として心機一転のスタートを図るというのは明るい知らせだが、過去のシリーズの行末が宙吊りになったままであるというのが、ファンにとっての懸念だろう。マイケル・ベイ版の最後作『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)では、シリーズを根底から揺るがす大きな展開のまま終幕。『ビースト覚醒』が90年代を描いた後、後続の2作がどの年代を描くかは不明だが、マイケル・ベイ版といかに融合するかが注目を集めそうだ。

さらに米パラマウント社は、『トランスフォーマー』新アニメシリーズ「Transformers: Earthspark(原題)」が2022年秋より米Paramount+とNickelodeonによってリリースされることも発表し、2024年にもタイトル未定の新作CGアニメ映画を劇場向けに公開するとも告知している

「Earthspark」では、新種のトランスフォーマーたちが、オートボットやディセプティコン、そして人間たちの中で自分たちの居場所と目的を探す、という内容になるという。

一方2024年の劇場版CGアニメ映画はかねてより伝えられた企画で、『トイ・ストーリー4』(2019)のジョシュ・クーリーが監督、『アントマン&ワスプ』(2018)のアンドリュー・バーラーとガブリエル・フェラーリが脚本を務める作品だ。実写映画シリーズ全作のプロデューサーであるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラも就任。サイバトロンを舞台に、オプティマス・プライムとメガトロンの関係を中心に描く内容となる。既に2024年7月19日の米公開予定日まで判明している。

Source:Deadline

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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