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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開から10年 ─ 忘れられない、初日上映までの思い出

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

2025年12月18日。映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が2015年12月18日に世界公開されてから、ちょうど10周年となった。10年ですよ、10年……。

『スター・ウォーズ』ファンの友の皆さん。10年前、この日を迎えるまでの日々は、胸の高鳴りを抑えるのに必死だったよね。

『ジェダイの帰還』後の、まだ誰も知らない銀河。コマ送りで何度も再生して、隅々まで目を凝らした予告編映像。新しいヒーローと、新しい悪役。見たことがないのに、懐かしいドロイドやクリーチャー。不安定な出力の十字形ライトセーバー。次世代を担う若者。謎の声。潰れたダース・ベイダーのマスク。胸踊るミレニアム・ファルコン号のチェイス。勇ましきX-ウイング艦隊。帰ってきたハン・ソロとチューバッカ。フォースが呼んでいる……。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

前作『エピソード3/シスの復讐』から当時10年ぶりとなった、『スター・ウォーズ』メインサーガ新作、新3部作の第1弾。そうだ、『スター・ウォーズ』が帰ってきた!フォースは生きていたのだ!

まさに日本中が『スター・ウォーズ』に染まった。食品、玩具、アパレル、出版から、北海道の雪祭りや青森のねぶた、鳥取砂丘の砂像、飛行機や電車のラッピングまでもが『スター・ウォーズ』とコラボを果たし、連日のニュースを賑わせた。

公開初日は、12月18日18:30に全国の映画館で一斉に上映解禁となる異例の封切り。初回上映のチケットは販売開始と同時にアクセスが集中してサーバーダウンする劇場が続出した。

その争奪戦に挑んだファンはさながら決死のデス・スター攻略を試みる反乱同盟軍のパイロットだ。「初回チケット、確保!」「ダメだ、やられた!」SNS時代初となった『スター・ウォーズ』、悲喜交々の投稿が飛び交った。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

運命の公開初日は、“聖地”有楽町の日劇に大勢のコスプレイヤーを含む約1000人が集結。TOHOシネマズ六本木ヒルズでは劇場完全ジャックが行われ、約1,500人のファンが上映カウントダウンの大合唱。18:30以降の上映は『フォースの覚醒』のみとなった。

公開翌日の新宿の劇場では1日に52回も上映。年末の第66回NHK紅白歌合戦には嵐のメンバーがライトセーバーを手に登場し、BB-8やR2-D2と共演した。『フォースの覚醒』は日本で約116億円を超える興行収入を叩き出し、全米の興行収入は17億ドル超。世界的な社会現象を再び巻き起こした。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

「遠い昔、遥か彼方の銀河系で……」ビッグバンのような、あのイエローのタイトルロゴが再び暗闇を切り裂く瞬間を、当時の『スター・ウォーズ』ファンはそれぞれどのように迎えたのか。今、10年前を振り返ってどのような思いか。THE RIVERでは、『スター・ウォーズ』ファンの皆さんと、10年前のあの日の思い出話を語り合った。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開10周年 みんなの思い出

「ファルコン号がスター・ウォーズのテーマで青空に上昇する予告を観てからは、職場の机にチラシを貼って心待ちにしていました。

先行上映の初回を観に職場の友達と小田原のTOHOシネマズに向かいました。ロビーにR2やコスプレの人が少し立っていた程度だったので、『ファントム・メナス』の時ほど大騒ぎせずみんな落ち着いてる感じだと思いながら席に着きました。

時間になるとスタッフの方がスクリーン下に表れて“皆様、本日はお越し頂き…”と挨拶を始めたので珍しく思っているとこう締めくくったんです。
“…それではごゆっくりとお楽しみ下さい… May the Force be with you !”

おお!言ってくれやがった!と館内は大歓声になり、一気に盛り上がりました。上映後に友達が記念パンフレットを買ってくれたのも子供の様に嬉しかったです。

帰りに地元の246号を走っていると、夜中なのにダース・モール(のコスプレイヤー)が歩いているのを見つけ、車から飛び降りるように駆け寄りました。 こんなところにシスがいるなんて!と。

お互いテンションが上がったままなので“エピソード7観てきたの?俺は小田原だったよ” “僕は海老名でした!凄く盛り上がってましたよ!”なんて寒空の下、深夜の田舎でダース・モールと語り合っていました…。

10年経っても昨日のことのようにこのキラキラした時間を思い出します。あの時のみんながスター・ウォーズや映画を愛して、幸せに過ごしていて欲しいです。
May the Force be with you.」(デグーファミリー さん)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

「エピソード4〜6を映画館で見られなかったので、予告編でミレニアム・ファルコンが飛んでいるのを見て、スクリーンで『銀河系最速のガラクタ』が見られる!と楽しみにしていたのを覚えています。

あの十字のライトセーバーはなんだ!?だれなんだ?とか、あれ?ルークは?ポスターにも載ってないのはなんで?とか、あと100日!近くて遠い!とか、新しい情報が出るたびにワクワクしていました。

もう10年前ということで驚いていますが、来年は『マンダロリアン&グローグー』が控えていて、10年経った今でもスター・ウォーズがたくさんの人に愛されているのは嬉しいことだと思いますし、もちろん私もその一人です。
10周年おめでとう!フォースと共にあらんことを、、、」(みつ さん)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

「ティーザー予告を友人と共に鑑賞し、これまでのシリーズでは登場しなかったカイロ・レンやレイ、フィンを見ながら想像を膨らましていました。
『この人は誰かの隠し子とか…?』
『この黒人の男の人はランドの息子かな…?』
など話しながら、ミレニアムファルコンで登場したあの“2人”を見て友人と抱き合いました(笑)

劇場では公開日に観に行き、新しいキャラクターの魅力に浸りながらもハン・ソロとチューバッカが出てきた時の実家のような安心感と、C-3POとR2-D2やレイアなどのエピソード6からのキャラクターに涙しました。

まさに新たなスター・ウォーズを感じた、“新たなる希望”とスター・ウォーズの“帰還”を体感した伝説の1日となりました!」(KAIKI さん)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

「スター・ウォーズファンの親の元に生まれ、久しぶりにスター・ウォーズが映画で公開するからと言われ、エピソード1-6まで鑑賞し、そこからハマって10年経っても大好きです」(まきのこ さん)

「ティザー予告編第2弾でハン・ソロとチューバッカが登場した瞬間、全身総毛立ったのは良い思い出です。『12月18日(金)18時30分全国一斉公開』の初日・初回特別上映チケット争奪戦も忘れられません。」(twilightzone さん)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

「娘が初めて劇場で観たスター・ウォーズが『フォースの覚醒』でした。観終わった後にかなり盛り上がって、次の週にディズニーランドに行ってスター・ツアーズに5回連続乗車しました(笑)とても良い思い出です♪」(牧野 浩士 さん)

「時代は変わり、ジェダイが伝説化されたその時にソロとチューバッカが現れ、レイとフィンに“ジェダイは実在する”って言う瞬間、ゾクゾクって来たのが忘れられません。」(ジョニー さん)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

「10年前、当時5歳の息子。スター・ウォーズに興味を持ち始めた頃でした。CM等を見て目を輝かせていました。親は字幕版で観たかったけど、息子はちょっと早いので吹き替えで観ました。大きなスクリーンで迫力ある音で見て圧倒されていました。

見終わった後には映画館のポスターの前で写真を撮ったり、パンフレットを隅から隅までみていました。10年後、高校生の息子はガチのスター・ウォーズファンになりました。」(ぬぬ さん)

「初日に観に行きましたが、初日の限定パンフレットの表紙が何故かキャプテン・ファズマだった事に憤りを感じました(2日目、3日目はBB-8やカイロ・レンだったのに)。」(レザーフェイス さん)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

「『フォースの覚醒』劇場鑑賞に向けて、家にあったep4、5、6のDVDを鑑賞して、『ジェダイの帰還』の続きとして100%楽しむべく準備万端にしていきました。

その合間にもYouTubeの公式CM(米国版予告)などでカウントダウンされるたび、新しく公開されるカットに胸をドキドキさせていました。
いざ鑑賞の当日は、あまりスター・ウォーズに詳しくない友達が誘ってくれて、人生初の4DXで鑑賞することが出来ました。あの時のルーカスフィルムの宣伝は、ルーカスが築いていた時代のワクワク感が確かにあったように思います。」(taku さん)

「エピソード7が楽しみすぎて、映画本編を観る前にフィギュアやレゴで20万近く消化してしまった」(ミスター・フランク さん)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

「SWは完全に終わったと思っていたので、この空前絶後の発表は嬉しかった。予告で公開される映像の数々、朽ち果てたスター・デストロイヤー、ミレニアムファルコンの復活!新しいデザインのストームトルーパー!謎の赤いライトセーバー!復活するジョン・ウィリアムズ氏の曲!新しいキャラクター達がSW世界を未来に広げる事に、毎日お祭り状態でした。」(オフトンマン さん)

「スター・ウォーズを好きになってから、世界の見方が変わった…。
遡ること10年。『フォースの覚醒』を機に、スター・ウォーズファンになりました。

公開当時のパンフレットやチラシを見ると、未だに当時の記憶が蘇ってきます…。 サブスクで映画を大量消費する時代だからこそ、自分にとって大事な思い出です。

当時、いろんなところで宣伝していた記憶。本当にあらゆる所で、スター・ウォーズとコラボしていて、完全にお祭りムードでした。

予告編は特に懐かしく、コロコロと転がるオレンジのドロイドや、元ストーム・トルーパーの人がライトセーバーを握っていたりと、とにかく衝撃でした。レイやフィン、ポーにカイロ・レンと、新しい世代の主人公に胸を躍らせました。

以来、スター・ウォーズの新作は沢山ありますが、世間的にも間違いなく一番盛り上がっていたのは『フォースの覚醒』だったと思います。この『フォースの覚醒』を含め、シークエル三部作が一番大好きです!」(Tack Cawnamy さん)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

10年後も、みんな変わらず、またここで会いましょう。May the Force be with you, always……

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中。

▼ 『スター・ウォーズ』の記事

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THE RIVER編集部THE RIVER

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