『トップガン:マーヴェリック』ビーチシーン、せっかく鍛えた身体がほぼ映っていない残念な出演者がいた

世界中を熱狂の渦に巻き込んだスカイアクション映画『トップガン:マーヴェリック』。実際にキャストが戦闘機F-18のコクピットに乗り込んで撮影された息を吞むような飛行シーンが圧巻だが、前作にオマージュを捧げたビーチシーンも大きな見どころのひとつだ。
そのシーンでは、過酷な訓練の合間に訓練生たちが無邪気にビーチでラグビーに興じ、鍛え上げた肉体を惜しげもなく披露。この撮影のため、キャストが撮影現場でも筋肉のパンプアップに勤しむ姿を捉えたメイキング映像が公開されていたが、せっかく体を鍛えたのに、シーンのほとんどをカットされてしまったキャストがいたようだ。ペイバック役のジェイ・エリスである。
米Insiderのインタビューに登場したエリスは、ビーチシーンで自分の屈強な肉体がクローズアップされなかったことについて、ユーモアを込めつつ反応している。
「あのシーンを初めて観た時のことを覚えています。“えっと、ちょっと待って!何だよ”と思ったんですが、この6~7年間で僕はテレビでお尻を丸出しにしてきたしな、と悟った瞬間でもありました。服を着た自分に気づいてもらえるのは嬉しいことです。僕にとっては新しいことですね。」
エリスが言う「テレビでお尻を丸出しにしてきた」とは、米HBOのコメディドラマ「インセキュア」(2016-2021)で演じたローレンス役のこと。このシリーズはアラサー女子の恋愛や友情、仕事にまつわる悩みや事情を赤裸々に描いた作品で、エリスは主人公・イッサと複雑な関係にあるローレンス役を5シーズンにわたって演じ、かなり大胆に裸身を見せていたのだ。
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さらにエリスは、ビーチシーンで上半身裸の自分があまり映らなかったために、主演のトム・クルーズやマイルズ・テラー、グレン・パウエルらが見劣りせずに済んだのではないかと、再び冗談を交えながらコメント。「正直なところ、初めて自分が肉の塊じゃないと思えたから気になりませんでした」とも付け加えている。
映画『トップガン マーヴェリック』は公開中。
Source: Insider