Yuka Shingai『グレイテスト・ショーマン』続編の「チャンスは常にある」 ─ ヒュー・ジャックマンは今なお意欲
作品の熱心なファンにとっても、出演者にとっても大きな関心のタネとなっている『グレイテスト・ショーマン』（2017）の続編。主人公P・T・バーナムを演じ、以前より「常にオープン」とコメントしていたヒュー・ジャックマンが改めて続編の可能性について米Varietyに語った。
『グレイテスト・ショーマン』はアメリカで最終興収約1億7,400万ドルを記録し、日本でも最終興収53億円を稼ぐ大ヒットとなったミュージカル映画。続編製作に関する動きは見られないものの、P・T・バーナムの妻チャリティを演じたミシェル・ウィリアムズも数か月前にVarietyでのインタビューで「今すぐにでも作ってほしい」と続編への意欲を示していた。
新作映画『The Sons（原題）』のプロモーションで訪れているトロント国際映画祭（2022年9月8日〜18日開催）にて製作陣や共演者とともにインタビューに応じていたジャックマン。『グレイテスト・ショーマン』の続編を熱望するウィリアムズのコメントを受け、可能性はあるかとインタビュアーから尋ねられると「これまでもいくつかの作品で続編をやってきましたから、チャンスは常にありますよ。僕が知る範囲での計画や脚本はまだないけれど、あなたの思いが分かって嬉しいです、ありがとうミシェル」と笑顔で返した。
映画『X-MEN』シリーズではウルヴァリン役を17年にわたって演じあげ、続編映画にも熟達するジャックマン。『グレイテスト・ショーマン』のヒット後も、ブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ミュージックマン』（2021）では歌やダンスでファンを楽しませた。最新作『The Sons』は脚本・製作も務めるフローリアン・ゼレール監督が『ファーザー』（2020）に続き自身の舞台を映画化した作品。『ファーザー』で第93回アカデミー賞主演男優賞に輝いたアンソニー・ホプキンスも出演し、再タッグに注目が集まっている。本作は2022年11月11日より米国で限定公開となる。
Source:Variety
