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『ザ・バットマン』2021年まで撮影ずれ込む、コロナ禍のスケジュール変更で

ザ・バットマン

ロバート・パティンソン主演、DC映画『ザ・バットマン』の撮影期間が2021年までずれ込む見込みだ。ペンギン役のコリン・ファレルが英Today FMのラジオ番組にて明かした。

バットマン/ブルース・ウェインの若き日を描く『ザ・バットマン』は、2020年1月下旬に撮影がスタートしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月中旬に中断を余儀なくされていた。脚本・監督のマット・リーヴスによると、中断時点で撮影を終えていたのは全体の25%。約5ヶ月半の休止期間を経て、8月末に撮影が再開されるも、直後にロバート・パティンソンのコロナ感染が発覚し、再び2週間の撮影中断となっていた。

このたび、ファレルは「みなさんがご存知かどうかわかりませんが、少し前にちょっとした問題がありました。だけど彼らはもう撮影に戻っているし、僕も7ヶ月のお休みをもらって、月曜日(10月19日)には現場に戻ります」とコメント。「断続的に(2021年)2月まで撮ります」

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既報によると、『ザ・バットマン』の撮影がイギリス・ロンドンで再開されたのは9月21日(現地時間)。すでに再開後も1ヶ月間の撮影が行われてきたが、ファレルはこれから再合流し、3~4ヶ月にわたってペンギンを演じるという。コロナ禍による中断以前、約1ヶ月半で全編の4分の1が撮られていたことを考えれば、撮影のペースがやや落ちているようだ。ただし、このスピードダウンがコロナ禍によるスケジュールの乱れを受けてのものか、感染対策の遵守から生じる撮影の遅延によるものかは定かでない。

ちなみに以前、ファレルは『ザ・バットマン』における自身の登場シーンがさほど多くないことを示唆していた。「そんなにやることが多いわけではない」「ある程度は登場しますが、いたるところに出てくるわけではありません」と語っていたのだ。それでもファレルは、今後数ヶ月間にわたって断続的にペンギンを演じることになる。ならば、バットマン/ブルース・ウェイン役を演じるロバート・パティンソンらの拘束期間たるやいかほどか。

映画『ザ・バットマン』は2022年3月4日に米国公開予定。本撮影の終了後、ポストプロダクション(撮影後作業)には約1年の猶予が用意されている。

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Source: Today FM

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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