『ザ・バットマン』主演ロバート・パティンソン、リハーサルを開始 ─ 2021年夏に米公開、撮影開始せまる

DCコミックスの誇るヒーロー、バットマンの新たな物語がまもなく動き出そうとしている。キャストを一新しての単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』のリハーサルがいよいよ始まったのだ。
英The Guardianでは、主人公ブルース・ウェイン役のロバート・パティンソンがリハーサルに参加していることが伝えられている。リハーサルが行われているのは、ロバートがセドリック・ディゴリー役を演じた『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005)の撮影スタジオと同じ場所だとか。その後、『トワイライト』シリーズにも参加したロバートだが、大手スタジオとの仕事は「初めてのよう」に感じているという。
『ザ・バットマン』では、『猿の惑星』シリーズを手がけたマット・リーヴスが脚本・監督を務め、若き日のブルース・ウェインの物語を描く。すでにロバートは新たなバットスーツの試着を済ませているようだが、どのような作品になるのか、そもそもどんなリハーサルが行われているのかは未知数だ。
今回のインタビューで、ロバートは「なぜだかわからないんですが、(ブルース・ウェイン/バットマンという役柄に)繋がりを感じたんです。すごく演じたい役でした」と語っている。バットマンには誰もが惹かれるパワーがある、それが何なのかは分からない、と。またロバートは、2019年12月上旬には「歴史の一部になれて幸せ」とも述べていた。「これまで演じられてきた、すべてのバットマンが大好き。非常に特別な役柄で、これまで丁寧に扱われてきたと思います。誰もがキャラクターやその歴史を気にかけ、敬意を払っていますよね。スタジオにいるとそのことを感じますし、だからノーとは言えない。絶対にやりたいと思いました」。
『ザ・バットマン』には、セリーナ・カイル/キャットウーマン役で『ファンタスティック・ビースト』シリーズのゾーイ・クラヴィッツ、エドワード・ナッシュトン/リドラー役で『プリズナーズ』(2013)などのポール・ダノ、ゴードン刑事役で『007』シリーズのジェフリー・ライトが出演。撮影は2020年初頭にも開始されるとみられている。
映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』は2021年6月25日に米国公開予定。
Source: The Guardian, TODAY, Comicbook.com