『ザ・バットマン2』は「ザ・ペンギン」の数週間後から始まる ─ 「傑作だ」コリン・ファレルが脚本を絶賛

ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)の続編映画『ザ・バットマン2(原題)』の物語が、スピンオフドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」(2024)の数週間後から始まることがわかった。ペンギン役で続投するコリン・ファレルが明かした。
プロットやヴィランなどが謎のベールに包まれている本作は、2025年6月に脚本が完成し、現在は2026年春の撮影開始を目指してプリプロダクション(撮影準備)が進行中。米ComicBook.comのインタビューにて、ファレルは前作『ザ・バットマン』の結末が「ザ・ペンギン」の物語を始めるのにふさわしいものだったことに触れ、『ザ・バットマン2』が「ザ・ペンギン」の「数週間後から始まる」ことを認めた。
ポッドキャスト「Happy Sad Confused」では、すでに脚本を読み終え、監督・脚本のマット・リーヴスとも「3~4週間前にFaceTimeで1時間ほど話した」と語っている。
「脚本について話したいことがたくさんあったんです。まさに傑作、現代ジャンル映画の傑作だと思いました。本当に素晴らしく、ロバート(・パティンソン)が観客を導いていく見事な物語になっています。[中略]率直に言って、彼は傑作を撮るつもりなのだと思います。」

『ザ・バットマン2』の脚本を受け取った日を、ファレルは「役者としてではなく、映画ファンとして、そしてひとりのファンボーイとして感動した」と振り返っている。しかし、その後2週間は脚本を読まずに置いておいたそう。「その日のうちに開いて、密度の濃さに気づきました。きわめて知性的で、深く、細部まで描かれていることに」。
ファレルは『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』のプロモーションに向かい、2週間後に帰宅したあと、「お湯を沸かし、紅茶をいれて席に着き、じっくりと1時間半、2時間かけて、最初から最後まで読み通した」という。
リーヴス監督が以前明かしたところによると、『ザ・バットマン2』はブルース・ウェインの過去や人生をより深く探求する、過去に前例のないバットマン映画になるとのこと。ファレルも新ヴィランのキャスティングは知らされていないようで、「まだ試行錯誤の途中なのでしょう」と話した。
「マットのような映画監督は、どれだけ時間がかかろうと急ぐべきではありません。彼はこの世界観とキャラクターのもつ意味を深く理解しています。[中略]ある程度の重荷は感じているでしょうが、キャラクターをスクリーンにきちんと映し出す責任を自覚しているはずです。」
出演者にはバットマン/ブルース・ウェイン役でロバート・パティンソン、ペンギン/オズワルド・“オズ”・コブルポット役でコリン・ファレルが続投するほか、アルフレッド・ペニーワース役のアンディ・サーキス、ジェームズ・ゴードン役のジェフリー・ライトも復帰が見込まれている。
映画『ザ・バットマン2(原題)』は2027年10月1日に米国公開予定。
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Source: ComicBook.com, Happy Sad Confused
 稲垣 貴俊
稲垣 貴俊




 
							 
							 
							 
							















 
                                                    






