「ザ・ボーイズ」最終回ついに撮了 ─ 「涙が止まらない」キャストが報告「大好きだよ、クソ野郎ども」

Amazonシリーズ「ザ・ボーイズ」を手がけるエリック・クリプキが、最終章となるシーズン5の撮影完了を報告した。自身のInstagramにて、感慨深い思いを綴っている。
クリプキが投稿したのは、「セブン」の会議室のセットで、天井のホームランダー壁画を見上げる自身の写真(撮影はキミコ役の福原かれん)。キャプションでは、シリーズ完結に対する胸中をこう記した。
「これがセットに立つ最後の機会になります。まもなく解体されるでしょう。切なさもありますが、最も強く感じるのは感謝の気持ちです。最高のキャスト、最高のスタッフ、描くのが最高に楽しいストーリー、そして予測不能な“最適なタイミング”。キャリアを通じて、この内2つを得られたら幸運といえますが、僕たちは、そのすべてを手に入れることができました。
『ザ・ボーイズ』ファミリーへ:ありがとう。みんなを愛しています。
ファンの皆さんへ:番組を見てくれてありがとう。グランドフィナーレを楽しみにしていてください。これで本当に終わりです。」
この投稿をInstagramで見る
また、アニー/スターライト役のエリン・モリアーティもInstagramを更新。涙を浮かべる自らの表情や、キャストたちとの写真で埋め尽くされた思い出のトレーラーの写真を投稿している。
「正直、“終わったことを悲しまないで、それがあったことを喜ぼう”なんて言葉はクソ食らえ。涙が止まらないし、これから投稿ラッシュも始まる。今日は仕事仲間のほとんどにお別れ言った。それを笑えって振り返れる日が来るのは、笑える準備ができた時だけ。『ザ・ボーイズ』ファミリーへ:大好きだよ、クソ野郎ども。永遠に。」
「ザ・ボーイズ」はシーズン5で物語の幕を下ろすが、ユニバースの拡張は続いている。2025年9月17日にシーズン2が配信予定のスピンオフドラマ「ジェンV」、アニメシリーズ「ザ・ボーイズ ザ・ダイアボリカル」に加え、1950年代を舞台にした前日譚ドラマ「ヴォート・ライジング(原題)」、さらにメキシコ版「ザ・ボーイズ:メキシコ(原題)」といった新企画もアナウンスされている。
「ザ・ボーイズ」シーズン5は2026年にAmazon Prime Videoで配信予定。シーズン4は米ニールセンのストリーミング視聴数ランキングで初の首位を獲得し、Prime Videoにおける記録を複数更新するなどの成功を収めた。
▼ 「ザ・ボーイズ」の記事
それなら「ザ・ボーイズ」辞めてやる ─ シーズン1製作ウラでバトル「何のためにこのドラマやってると思ってるんだ」 絶対に譲れない戦いがそこにある 「ザ・ボーイズ」ホームランダー精神崩壊シーン「うわ、来たぞという瞬間だった」と俳優 キャラクターを決定づけた瞬間 「ザ・ボーイズ」ヒューイ役、『Mr.ノボカイン』のクセで撮影に支障? ─ 「ネイサンはホームランダーを倒したくなると思う」 ヒューイとネイサンは気が合いそう 「ザ・ボーイズ」最終章、もうすぐ撮影終了 ─ ジェンセン・アクレス「僕の出番はすべて終わった」 2026年配信の見込み 「ザ・ボーイズ」スターライト役がバセドウ病診断 ─ 「ストレスや疲労のせいにしなければ、もっと早く気づいていた」「症状あればすぐに検査を」 「我慢する必要はない」