「ザ・ボーイズ」大学生スピンオフ、タイトルが「Gen V」に決定 ─ 「まさにジェットコースター、血と内臓たっぷり」と出演者

Amazonの人気ドラマ「ザ・ボーイズ」(2019-)から誕生するスピンオフドラマのタイトルが決定した。米公式SNSでの発表によると、原題は「Gen V」。このたび出演者によるアナウンス映像が公開されている。
この投稿をInstagramで見る
既報によると、本作は若いスープス(スーパーヒーローたち)をアメリカで唯一受け入れるヴォート社経営の大学で、ホルモンと闘争心が全開のルーキーたちが、街で最高の契約を勝ち取るべく、肉体・性・倫理の限界に挑む物語。タイトルの「Gen V」は一般的には“第五世代”の意味だが、年齢にかかわらず、つねに「自分ではなく他人が悪い」と考える人々を指す言葉でもある。「ザ・ボーイズ」としては、ヴォート社が投与していた強化薬・コンパウンドVとの関係性も予想されるところだ。
今回の映像には、メインキャストのジャズ・シンクレア、パトリック・シュワルツェネッガー、リゼ・ブロードウェイ、チャンス・パードモ、ロンドン・ソア、エイサ・ジャーマン、マディ・フィリップス、デレク・ルーが登場。エイサは「『ザ・ボーイズ』の激しさとリアルさ、ユーモアのすべてがある」、リゼは「まさにジェットコースター。血や内臓、そのほかいろいろ詰まっている」と語った。一方、ジャズは「愛と美しい人間関係、アクションとスーパーヒーロー」、マディは「ホルモン、ドラマ、謎がいっぱい」な点が見どころだとコメント。パトリックは「絶対にびっくりする」と力を込めた。
脚本・製作総指揮を務めるのは「エージェント・カーター」(2015-2016)のタラ・バターズ&ミッチェル・ファゼカシュ。「ザ・ボーイズ」を手がけるエリック・クリプキ、セス・ローゲン、ニール・H・モリッツらも同じく製作総指揮に名を連ねた。
本作は「ザ・ボーイズ」シーズン2の好評を受けて2020年9月に企画が発表され、現在撮影が実施中。配信時期は「2023年」と告知されているが、具体的なスケジュールは未定だ。なお「ザ・ボーイズ」のスピンオフ作品としては、アニメ「ザ・ボーイズ:ダイアボリカル」が2022年3月に配信され、本作はこれに続く第2弾となる。
▼「ザ・ボーイズ」の記事
Source: Variety