【ネタバレ】「ザ・ボーイズ」シーズン3、クイーン・メイヴは「危険な状況」と製作者 ─ 「心配したほうがいい」

この記事には、「ザ・ボーイズ」第5話『嘘まみれの世界にさようなら』までのネタバレが含まれています。

クイーン・メイヴは「危険な状況に」
「ザ・ボーイズ」シーズン3では、ホームランダーの独裁ヒーローチーム“セブン”と恨みに突き動かされた自警団的チーム“ボーイズ”の戦いに進展が見られた。これまで特別な能力を持たなかったボーイズに、打倒ホームランダーの可能性を切り開くレアアイテムが渡されたのだ。24時間だけヒーローのように特殊能力を使える時限性コンパウンドVである。
これをブッチャーに手渡したのが、セブンのベテランメンバーとして登場し続けてきたクイーン・メイヴだった。ホームランダーの独裁ぶりに目をつむってきたメイヴはシーズン2のラストで遂に行動を起こした。ボーイズやスターライトと共に、ホームランダー&ストームフロントのコンビに立ち向かったのだ。
シーズン3では、ボーイズの復讐に暗躍するメイヴだが、このままでは悲惨な運命が彼女に訪れてしまうかもしれない。米TV Lineではシリーズを率いるエリック・クリプキが、「彼女のことは心配しておいた方が良いですよ」と予告している。「まあ、見ておいてください。彼女は危険な状況にいます」。
ホームランダーに殺められた人間は数えきれないが、それは彼と比較的親しい関係にあった人物も例外ではなかった。第5話『嘘まみれの世界にさようなら』では、ボーイズに手を貸していることをホームランダーに知られたメイヴが、ブラックノワールによって捕らえられてしまったようだが、場合によっては最悪の展開もあり得る。
ところで第5話では、ブッチャーとメイヴのセックスシーンが描かれた。シーズン3での登場頻度は多くないメイヴだが、同シーンで彼女の心理状態を察することができた。クリプキによると、2001年公開、ハル・ベリー主演の『チョコレート』に触発されたのが、ブッチャーとメイヴのシーンだったという。
「脚本家は、少し薄汚いやけくそな状況のことを話し合っていました。『チョコレート』では(看守役の)ビリー・ボブ・ソーントンと(夫・息子を亡くした母役の)ハル・ベリーがヤッてしまうと思うんですけど、あれは少しダーティでしたよね。2人とも死を嘆いていた。
あの瞬間あの場所でホームランダーやスーパーヒーローをものすごく憎んでいて、めちゃくちゃに感じている2人(ブッチャーとメイヴ)にも共通点があるということをたくさん話しました。あのセックスシーンでは、そういったことを掘り下げています。」
「ザ・ボーイズ」シーズン3は毎週金曜日に1話ずつ配信。最終話2022年7月8日(金)配信。
▼「ザ・ボーイズ」 の記事
「ザ・ボーイズ」最終章、観る人の耐性次第で「衝撃受けるか楽しめるか」とホームランダー役 ─ 完結は「嬉しいけれどほろ苦い」 「最高に楽しめるはず」 「ザ・ボーイズ」シリーズ新作「ジェン・ブイ」シーズン2、予告編まもなく ─ シーズン5撮影も順調 更なるスピンオフも 「ザ・ボーイズ」前日譚ドラマ「ヴォート・ライジング」に新キャスト決定 ─ ヴォート社の起源描く殺人ミステリー ここからブレイクしそう 「ザ・ボーイズ」は「マントをつけたサウスパークだ」とヒューイ役 ─ 「こんなことが現実に起きたらヤバいなと思ってたら、それに近い現実が起こる」 風刺が現実に 「ザ・ボーイズ」シーズン5に「スーパーナチュラル」ジャレッド・パダレッキとミーシャ・コリンズ参戦決定 ついに実現!
Source: TV Line