『ソー:ラブ&サンダー』クリス・ヘムズワース全裸、本人もノリノリだったみたい ─ 監督「見せないなんて、人類への罪」

この夏、クリス・ヘムズワースがスクリーンで全裸になる。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『マイティ・ソー』最新作、『ソー:ラブ&サンダー』の予告編では、ソーがラッセル・クロウふんするゼウスと対面する場面が登場し、大きな話題を呼んでいる。「何者だ、お前の正体を見せろ」と言われるがままに、神による力で強制的に全裸にさせられてしまうソー。それも元恋人のジェーンことマイティ・ソーをはじめ、ヴァルキリーやコーグらにまで見られている場のなかでだ。「見せすぎた、クソッ!」とソーがこぼすなかで、ゼウスの隣にいた人物たちは失神していく。どうやら、このシーンは脚本開発の初期段階から検討されていた要素だったという。
こう語ってくれたのは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)に引き続き監督を務め、共同脚本を担当したタイカ・ワイティティ。ComicBook.comのインタビューにてワイティティ監督は、このヌードシーンについて「僕たちはみんな、かなり早い段階からやりたいと考えていました」と説明している。気になるのはクリス・ヘムズワースもやりたがっていたのかどうかだが、どうやら“みんな”という中に本人も含まれているようだ。“あれだけムキムキなのだから披露しないのはもったいない”という理論である。
「脚本の最初のドラフトにもあったことで、クリスも同じように乗り気でした。クリスのような体格の持ち主ともなれば、彼自身でさえも理解してくれると思うんです。だって、見せないのはもったいないですから。そんなの人類に対する罪です。だからみんなのために、見せてあげなきゃでしょ。」
「ギフトです」と、ワイティティはサービスショットであるとジョークをかます。実は同シーン、YouTubeで確認すると、“リプレイ回数が最も多い部分”と表示されている。YouTubeで何回も繰り返し再生するのもいいが、まさしくビッグスクリーンで拝むべき見逃し厳禁な場面のはず……だ。
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Source:ComicBook.com