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「ザ・ボーイズ」シーズン4でホームランダーの息子ライアンが大きな役割を担うことに

ザ・ボーイズ
©Amazon Studios

Amazon Studio製作による異色ヒーロードラマ「ザ・ボーイズ」でホームランダーの息子、ライアンを演じるキャメロン・クロヴェッティは、シーズン4でレギュラーへ昇格するようだ。次シーズンのストーリー展開において大きな役割を担うことになると見られる。

この記事には、ドラマ「ザ・ボーイズ」シーズン3のネタバレが含まれています。

シーズン3最終話となる第8話『焦土へのいざない』終盤では、ホームランダーの“父親”であることが明らかになったソルジャー・ボーイが“息子”と対決する展開に。その場でホームランダーは、ソルジャー・ボーイの“孫”にあたるライアンを召喚して父親との対峙を免れようとするも、親子の絆など歯牙にもかけないソルジャー・ボーイがホームランダーを攻撃。すると、なんとホームランダーを救おうと咄嗟の行動に出たのは、他ならぬライアンだった。

しかもライアンは、ソルジャー・ボーイとクイーン・メイヴの乱闘で起きた大爆発から身を挺して守ろうとしたブッチャーではなく、最終的に“父親”としてホームランダーを選択。さらにラストシーンでは、スーパーヒーローチームの集会に現れた反対派の男をホームランダーが光線で虐殺してしまう現場を目撃したライアンが、カメラに向かって不敵な笑みを浮かべるシーンで終わっている。

明らかに、ホームランダーはライアンに悪影響を与えつつ親子の絆を育みつつあるようだが、米Entertainment Weeklyに、クリエイターのエリック・クリプキがシーズン4で期待できる展開について語っている。

「最終話の多くは次シーズン用のパイロット版のようなものなので、製作チームはライアンの精神状態を描くために、この戦いをお膳立てしたかったんです。まだゲームは終わっていないと思います。あんなライアンを目にしたら、視聴者は恐れるべきでしょう。もし、彼がもう一人のホームランダーになったら、間違いなく地球が危機に瀕するからです。ですが、今もライアンはベッカ(ブッチャーの元妻)の子どもであり、ブッチャーが彼を正しい道へ引き戻せる可能性は残っています。」

またクリプキは、シーズン4はライアンを巡ってブッチャーとホームランダーが繰り広げる抗争が描かれると明かしており、その戦いにブッチャーが負けた場合に迫る危険についても示唆。次シーズンではブッチャーとホームランダー、ライアンの“三角関係”にスポットライトが大きく当てられるようだ。

シーズン4ではレギュラーへ昇格したクロヴェッティのほか、「ザ・フォロイング」(2013‐2015)のヴァロリー・カリーがファイアクラッカー役、「POWERS/パワーズ」(2015‐2016)のスーザン・ヘイワードがシスター・セージ役でキャストに加わることも決定済みだ。

「ザ・ボーイズ」シーズン4は、2022年8月22日から撮影開始の予定。シーズン1~3はAmazon PrimeVideoで配信中。

Source:Entertainment Weekly

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。