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【ネタバレ】「ザ・ボーイズ」シーズン4第5話で快感を得たアノ人、闇堕ちしたら「この世の終わり」と製作者 ─ 「光と闇が常に戦っている」

ザ・ボーイズ
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この記事には、「ザ・ボーイズ」シーズン4第5話『ジャバウォックに気をつけろ』のネタバレが含まれています。

ザ・ボーイズ シーズン4
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「ザ・ボーイズ」シーズン4、ライアンは闇堕ちしてしまう?

「ザ・ボーイズ」シーズン4第5話『ジャバウォックに気をつけろ』では、ホームランダーと息子・ライアンの関係性に変化が見られた。それまで言うことをきかないライアンを強く叱っていたホームランダーは方針を変え、自分のやりたいことを好きにやらせることにした模様。自由を与えられたライアンも一安心した様子だ。

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製作スタジオの中を歩きながら、ホームランダーが「大きな目標は何だ?したいことはないか?」と問いかけると、「人を助けたい。やらせじゃなく、本当に」とライアン。すると、ホームランダーは近くで揉めていた映画監督のアダムと女性アシスタントのボニーを呼び出し、ライアンに問題を解決させようとする。

「迷惑してない?言っても大丈夫だよ」と声をかけるライアンに「そうですね」とボニー。ライアンはアダムに「謝るべきだ」と催促する。その後、監督は謝罪するが、「心がこもってない」とライアンは指摘。そこでホームランダーが「問題はアダムがアシスタントを見下していることだ」と助言を与えると、「今度は膝をついて謝るべき」とライアン。監督は言われた通りにするが、ライアンは満足せず、ここでホームランダーが「分からせる必要があるだろう」と言いながら、何かを耳打ちする。

すると、ライアンはなんとボニーに「ビンタ」を命令。ボニーはありったけの力で何度も監督に平手打ちをくらわす。その様子にライアンは快感を感じているようで、ミルクシェイクを飲みながらホームランダーと目を合わせ、ニヤリとするのだった。

第4話でブッチャーと“親子”の時間を過ごし、ホームランダーの支配から解放されたと思った矢先、ピュアなライアンは再び悪に染まってしまったようだった。ショーランナーのエリック・クリプキによれば、本エピソードでのライアンは「光と闇が常に戦いを繰り広げている」状況なのだとか。

「ホームランダーがしたことはものすごく狡猾でした。彼は利他主義を利用して、ライアンをダークな道に導き始めたんです。あの可哀想なアシスタントも、助けを求めていました。でも、ホームランダーがライアンをそそのかしたようなやり方ではなかった。彼(ホームランダー)は、ライアンに人の役に立つようなことをさせることで、誘惑しているんだと思います。それと同時に、人間を物のように扱わせようとしています。」

クリプキは、ライアンが「ダークサイドへ一歩踏み出しました」と語る一方、このようにも言い添えている。「それがライトサイドへ引き戻せないということではありませんよ」。

もしライアンがこのままダークサイドを歩み続けたら、どうなってしまうのだろうか。別のインタビューで、クリプキは「この世の終わりです。ホームランダーが2人だなんて、勝てっこないです」と語っている。だからこそ、「ライアンが悪に染まってしまうのかという緊張感」が物語の醍醐味なのだという。

「ザ・ボーイズ」シーズン4も残すところ、あと3話。ライアンが最後に取る決断に注目だ。

「ザ・ボーイズ」シーズン4は第1〜5話までPrime Videoで独占配信中。 

Source:TV Line

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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