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「ザ・ボーイズ」、米大統領選をパロディ ─ 「スープ(能力者)・ライブズ・マター」「メイク・アメリカ・スーパー・アゲイン」

https://twitter.com/TheBoysTV/status/1765059707776246238

米大統領選挙前の山場となる「スーパーチューズデー」にあわせて、人気ドラマ「ザ・ボーイズ」よりシーズン4のティザー映像が公開された。副大統領候補のビクトリア・ニューマン(クローディア・ドゥーミット)が投票を呼びかける内容で、現実世界の政治を皮肉っているようだ。

シーズン3で、大統領候補のロバート・シンガーから副大統領候補に指名されたニューマン。このたび公開された“選挙キャンペーン動画”では、「私は人間コミュニティとスープ(能力者)コミュニティとの溝を埋めるために努力してきました」と自身の活動をアピールしている。

また、人種差別に抗議する“ブラック・ライヴズ・マター”にちなんだ、“スープ・ライヴズ・マター”という造語も登場。「昨晩もその溝を感じました。市庁舎で“スープ・ライヴズ・マター”の大合唱が起きる中、ミルクシェイクを投げつけられた時です。(中略)スーパーヒーローの命は大切です」。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

ニューマンは当選したら「能力者コミュニティに地位を与えるための新しい役職を創設する」と約束し、最後に「ヴォート社とホームランダーの支持を得て、この目標を達成できることを光栄に思います。皆様のご投票をお待ちしております」と締めくくった。

ちなみに「ザ・ボーイズ」公式X(旧Twitter)は同日、ホームランダーとニューマンそれぞれの新ポスターも公開。現実世界で共和党候補の指名確実とされるトランプ氏のスローガンにちなんで、「メイク・アメリカ・スーパー・アゲイン(アメリカを再びスーパー/最高に)」と謳っている。

そんな波乱を予感させるシーズン4のあらすじは、以下の通りだ。

「舞台は危機に瀕した世界。圧倒的なパワーを誇る極悪スーパーヒーロー、ホームランダーの下で、米国副大統領候補のヴィクトリア・ニューマンはこれまで以上に権力の座に近づいていた。余命数ヶ月となったブッチャーは妻ベッカの息子を失い、ボーイズのリーダーとしての立場も失っていた。“ザ・ボーイズ”のメンバーは彼の嘘にうんざりしていたが、手遅れになる前に再び協力して世界を救う方法を見つけなければならないのだった。」

「ザ・ボーイズ」シーズン4は、2024年6月13日よりAmazon Prime Videoで最初の3話が一挙配信開始。その後は毎週木曜日に新エピソードが更新される。

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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