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『ジョン・ウィック』前日譚ドラマ「ザ・コンチネンタル」米予告編 ─ 怒涛のアクションとメル・ギブソンの存在感

https://youtu.be/y3FzXBkCUAg

大ヒットアクション『ジョン・ウィック』シリーズの前日譚となる初ドラマ『ザ・コンチネンタル(原題:The Continental: From the World of John Wick)』より米予告編映像が到着した。映画版と同様に冴えわたるアクション、スタイリッシュな映像、そして舞台となるニューヨークのボス的存在、コーマックを演じるメル・ギブソンの並々ならぬ存在感が映像からあふれ出している。

本作は、映画シリーズの40年前となる1975年のニューヨークを舞台に、コンチネンタル・ホテルの支配人ウィンストン・スコット(コリン・ウッデル)の若き日を描く1話90分・全3話構成のミニシリーズ。ウィンストンは自身の過去に対峙しながら、ホテルの現支配人であるコーマックの地位を奪くべく、危険な犯罪者たちと出会い、謎めいた裏社会へと足を踏み入れていく。

舞台は1970年代のニューヨーク。「スーツが男を作るんじゃない。大切なのはスーツの中身だ。それは機知に富むこと、そして恐らく心を開くこと」というウィンストンの独白で予告編映像が幕を開ける。『キングスマン』シリーズでお馴染みの「Manners maketh man(礼節が人を作る)」をも彷彿とさせる台詞は、ウィンストンが凄腕を秘めた人物であることを予感させる。

「この神聖な機関は君の想像力を遥かに超えた力を振るう。ウィンストン、君の兄は私からあるものを盗んだ」とウィンストンに告げるコーマック。ウィンストンの兄とコーマックの関係性、そして何を盗んだのかは現時点では分からないが、コーマックには穏やかながらもただならぬ緊張感が張りつめている。

激しいファイトと銃撃戦が挟み込まれた後、コーマックは「彼が奪ったものは、多くの危険な人物にとって非常に重要なものだ。彼を探し出せ。従わないなら、君たち2人にこの機関の重みを思い知らせるぞ。」と半ば脅迫のような口調でウィンストンに命じる。そこには故ランス・レディックが演じたシャロンの若き姿もあった。

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コーマックからのミッションに強引に巻き込まれたウィンストンは、行く先々で銃口を向けられる。「アスコットタイを着けているようなやつをどう信じろって言うんだよ」と問われるが、「これはクラヴァットだ」とウィンストンが切り返したことで、結束感が生まれるユーモアも随所に感じられる。

夥しい数の刀、銃、そしてカンフーやチャンバラに影響を受けた豪快なアクションは映画版『ジョン・ウィック』シリーズのカラーをそのまま反映し、コンチネンタル・ホテルや登場人物の衣装のよりクラシックな雰囲気がドラマ版の個性として印象に残る。「これはただの復讐じゃない。正義なんだ」と主張するウィンストン。ビジネスマンだった彼がいかにして裏社会の人物としてのし上がっていくのかも注目だ。

第1話・第3話の監督は『フロム・ヘル』(2001)『ザ・ウォーカー』(2010)のアルバート・ヒューズ、第2話は「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」(2022-)のシャーロット・ブランドストーム。脚本は『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッド、『ライド・アロング〜相棒見習い〜』(2016)のグレッグ・クーリッジのほか、ショーン・シモンズ、カーク・ウォードが手掛けた。製作総指揮はイワニクのほか、ヒューズ、コルスタッド、映画版監督のチャド・スタエルスキらが名を連ねている。

『The Continental: From the World of John Wick(原題)」はPrime Video にて 2023 年 9 月22日独占配信開始。全 3 話。

Source:YouTube

Writer

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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