『クロウ/飛翔伝説』リブート版、初画像が米公開 ─ 主演ビル・スカルスガルド、カルト的人気誇るゴシックホラーアクションが蘇る

カルト的人気を誇る映画『クロウ/飛翔伝説』(1994)のリブート版『ザ・クロウ(原題:The Crow)』よりファーストルックが米Vanity Fairで公開された。主演は、『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役でおなじみビル・スカルスガルドだ。
『クロウ/飛翔伝説』は、アメリカの同名グラフィックノベルを原作とするゴシックホラーアクション。リブート版では、ソウルメイトのエリック・ドレイヴン(スカルスガルド)とシェリー・ウェブスター(FKAツイッグス)が、暗い過去に宿った“悪魔たち”に追いつめられ、残酷に殺されてしまう。自分を犠牲にする代わりに真実の愛を救うチャンスを与えられたエリックは、2人を殺した犯人に無慈悲な復讐をはじめるのだった。
このたび到着した3枚の場面写真には、スカルスカルド扮するエリックの姿が収められている。1枚目ではメイクが施されていることから、おそらく死の淵から蘇ったあとだろう。シェリーとのツーショットを捉えた2枚目と3枚目では、まだ人間らしさが感じられる。
ブランドン・リー版とは異なるエリックのルックにも注目。どうやらリブート版では長い襟足を残した短髪となるようだ。フェイスメイクはオリジナル版を踏襲したようなデザインにも見えるが、髪型やタトゥーも相まってジャレッド・レトのジョーカーを彷彿とさせる。
この投稿をInstagramで見る
監督は、『スノーホワイト』(2012)『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)のルパート・サンダースが務める。サンダースはVanity Fairで「ブランドンはオリジナルの“声”であり、彼はこれからも『ザ・クロウ』の代名詞であり続けます」と撮影中に被弾によって事故死したブランドン・リーに敬意を見せ、「彼が私たちの試みと、蘇らせた物語を誇りに思ってくださることを願っています」とコメントしている。
脚本は、『ドリームプラン』(2021)や『グランツーリスモ』(2023)『ボブ・マーリー:ONE LOVE』(2024)などのザック・ベイリン。スカルスガルドのほか、共演にはシェリー・ウェブスター役で歌手のFKAツイッグス、『探偵マーロウ』(2022)のダニー・ヒューストン、『魂のまなざし』(2020)のラウラ・ビルン、『リベンジ・アイランド』(2019)のサミ・ブアジラ、『ウーマン・キング 無敵の女戦士たち』(2022 )のジョーダン・ボルジャーらが名を連ねている。
『ザ・クロウ(原題:The Crow)』は、2024年6月7日米公開。
▼『ザ・クロウ』 の記事
『クロウ/飛翔伝説』リメイク『The Crow』、『IT』ペニーワイズ俳優の不死身ダークヒーローアクション【レビュー】 別物として楽しむべき? 『クロウ/飛翔伝説』リブート版、撮影で本物の銃の使用を禁止 ─ ブランドン・リーの悲劇と、2021年の銃誤発射事件を受けて 悲劇を繰り返さないために 『ソウ』シリーズ第11作『Saw XI』米公開が1年延期に ─ 『クロウ/飛翔伝説』リブート版も2ヶ月の繰り下げ 新しいゲームはもう少しお預け 『クロウ/飛翔伝説』リブート版、米予告編が公開 ─ 過激アクションと切ない悲恋、ビル・スカルスガルド主演 期待高まる 伝説の映画『クロウ/飛翔伝説』リブート版、2024年に米公開決定 ─ 主演は『IT/イット』ビル・スカルスガルド 再び飛翔