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マーベル/Netflix『ザ・ディフェンダーズ』レビューサイトで好発進!『デアデビル』シーズン2を上回るスコアに

Netflix

本日2017年8月18日16時より配信がスタートする、マーベル/Netflixドラマ『ザ・ディフェンダーズ』のレビューが海外にて順次公開されている。
2015年『デアデビル』に始まった、マーベルとNetflixの共同製作による“マーベル・シネマティック・ユニバースの配信部門”ともいうべき一連のシリーズは、本作『ザ・ディフェンダーズ』でこれまでの集大成を迎え、今後はさらなるステップへと突き進んでいくことになる。となれば気になるのは、その評価のほどであろう。

『ザ・ディフェンダーズ』の前作『アイアン・フィスト』は、残念ながら評価の決して高くない作品だった。映画・ドラマのレビューサイト「Rotten Tomatoes」では、批評家による評価度数を示す“トマトメーター”で17%を記録(8月18日現在)。視聴者の評価は78%と決して悪くないものの、シーズン2の製作が発表された際には「ショーランナー(全体を統括する役職)を交代すべき」という声が上がっていたのである。

『ザ・ディフェンダーズ』好評価で発進!

果たして、これまでの集大成となる『ザ・ディフェンダーズ』は『アイアン・フィスト』の評価を覆せるか、そしてマーベル/Netflix作品に登場した4人のヒーローの魅力を“掛け算”した傑作を生み出すことができるのか。

そんな観客や批評家たちの期待と不安が入り交じる前評判をものともせず、『ザ・ディフェンダーズ』は「Rotten Tomatoes」のトマトメーターで78%フレッシュという好記録で発進した(同じく8月18日現在)。しかも同サイトの認める批評家から高い評価を集めたことで、本作は“CERTIFIED FRESH(認定フレッシュ)”を獲得しているのである。もちろん今後数値が変化する可能性は十分にあるものの、この数字は『デアデビル』シーズン2の74%フレッシュを上回る評価を示している。

しかしながら気になるのは、「78%フレッシュ」という評価が従来の作品と比較すると決して高いものではないことだ。『デアデビル』シーズン1は98%、『ルーク・ケイジ』は96%、『ジェシカ・ジョーンズ』は92%と、過去のソロ・シリーズは軒並み恐ろしいまでの高評価を受けているのである。78%にして“後ろから数えたほうが早い”という現状を、さて、どのように捉えるべきか……。

すでに海外の各メディアは『ザ・ディフェンダーズ』についてあらゆる評価を下しているが、ともあれ本編を観てみないことには何もわからない。なぜなら批評家からは総スカンといってよかった『アイアン・フィスト』も、前述の通り観客からは決して悪くない反応を受けているのだ。ルーク・ケイジ役のマイク・コルターは、かつて本作を「サマー・ポップコーン」ドラマと呼んでその娯楽性の高さを強調していたが、その目論みが真に評価されるのは配信が始まってからだろう。これまでの物語が『ザ・ディフェンダーズ』でいかに結実したのか、ぜひその目で確かめてほしい。

マーベル/Netflixドラマ『ザ・ディフェンダーズ』は2017年8月18日16時よりNetflixにて配信

Sources:?http://www.cbr.com/defenders-netflix-rotten-tomatoes/
https://www.rottentomatoes.com/tv/marvel_s_the_defenders/s01/
https://www.rottentomatoes.com/tv/daredevil
https://www.rottentomatoes.com/tv/jessica_jones
https://www.rottentomatoes.com/tv/luke_cage
https://www.rottentomatoes.com/tv/marvel_s_iron_fist

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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