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DC映画『ザ・フラッシュ』に『IT/イット』監督が正式就任 ─ 「魅力は人間ドラマ、ホラー要素は約束できない」

ジャスティス・リーグ
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DCコミックス原作、“地上最速の男”フラッシュの単独映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』に、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)のアンディ・ムスキエティ監督が正式に就任したことがわかった。アンディ監督がワーナー・ブラザースとの契約交渉に入っていることについては、2019年7月中旬に第一報が伝えられていた。

このたび、米Fandangoの取材に対して、アンディ監督は『ザ・フラッシュ』が自身の次回作になることを認めた。監督は『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019年11月1日公開)を完成させ、今後しばらくの休暇を経て『ザ・フラッシュ』に着手するとみられる。

ところでDC映画といえば、『アクアマン』(2018)を『ソウ』『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン監督が、『シャザム!』(2019)を『ライト/オフ』(2016)『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)のデビッド・F・サンドバーグ監督が手がけ、ともに隠しきれない“ホラー出身らしさ”を作品ににじませてきた。しかしアンディ監督は、「ホラー要素が入るかって? そうは思いませんね」と語っている。

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「僕にとって『フラッシュ』の魅力とは、そこに含まれている人間ドラマなんです。物語の中に人間らしさや人間の感情が生きている。楽しい映画になるとも思いますよ。ホラーの要素が入ることはお約束できません。(『ザ・フラッシュ』は)美しい人間ドラマです。」

『ジャスティス・リーグ』(2017)などでバリー・アレン/フラッシュを演じてきたエズラ・ミラーは、すでに『ザ・フラッシュ』に続投することを認めており、既報によると本作は2020年1月までに撮影準備に入ることが目標とのこと。エズラは『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3作(タイトル未定)の撮影に2020年春から参加する予定となっており、『ザ・フラッシュ』の撮影がどのタイミングで実施されるのかは不明だ。

なお『ザ・フラッシュ』には、脚本家として『バンブルビー』(2018)のクリスティーナ・ホドソンが起用されると報じられている。

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Source: Fandango

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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