『ザ・フラッシュ』は「ヒーロー映画最高の一作」とジェームズ・ガン大絶賛 ─ 「メチャクチャすごい」

新DCスタジオの共同CEOに就任したジェームズ・ガンによれば、映画『ザ・フラッシュ(原題)』は「ユニバース全体をリセットする」重大作。そんな本作に、ガンが称賛の言葉を寄せている。米Colliderが報じた。
『ザ・フラッシュ』は、ザック・スナイダー監督が率いたDCエクステンデット・ユニバース映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)などに登場したフラッシュ/バリー・アレンを主人公に描く初の単独映画。本作は、異なる世界間を移動する「マルチバース」がDC映画で初めて導入される重要作となり、リブートで新たな出発を図るDCユニバースの可能性を押し広げる作品としても注目されている。
DCユニバースの第1章『Gods and Monsters』の作品リストとその詳細を発表した際、ガンが、「もう一つ言ってもいいかな?『ザ・フラッシュ』はクソすごい(Fxxking amasing)。今まで観た中で最高のスーパーヒーロー映画の1本です。(監督の)アンディ・ムスキエティは素晴らしい仕事をしました」と絶賛した。
ここ近年、『ザ・フラッシュ』に関しては作品そのものよりも、主演のエズラ・ミラーが起こした問題行動ばかりがクローズアップされがちだったが、スタジオは映画のクオリティにかなりの自信を持っているようだ。すでに、続編の脚本が完成しているとも伝えられている。
ミラーについては、2022年に米バーモント州で留守中の住居に侵入し、酒瓶を盗み出した疑いで重罪強盗として起訴されていたが、2023年1月の裁判で罪を認め、処罰は罰金500ドルと1年間の保護観察となった。
『ザ・フラッシュ』が興収・評価ともに結果を出せれば、DCユニバースを新たな方向へ導くキャラクターとなりそうなフラッシュ役として、ミラーがカムバックする可能性もあるだろう。
『ザ・フラッシュ(原題)』の初予告編は2023年2月13日(米時間)のスーパーボウルでお披露目となり、映画は2023年6月16日に米国公開予定。
Source:Collider