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DC映画『ザ・フラッシュ』監督候補はロバート・ゼメキス、マシュー・ヴォーン、サム・ライミ!有名監督三つ巴の大混戦へ

DCエクステンデッド・ユニバース作品『ザ・フラッシュ(仮題)』の製作に動きがあったようだ。エズラ・ミラー主演による本作は、当初2018年3月16日に劇場公開が予定されていた。しかし最初に監督として起用されたセス・グラハム=スミスが「創作上の不一致」を理由に降板、つづいて起用されたリック・ファミュイワも同様の理由でプロジェクトを去ったために、プロジェクトの動向は不明だったのである。

しかし今回、新たな監督候補として3人の名前が挙がっている。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ロバート・ゼメキス、『キングスマン』マシュー・ヴォーン、『スパイダーマン』3部作のサム・ライミだ。これまでの“新鋭起用路線”とはうってかわっての有名監督起用は、果たして実現するのだろうか?

次々噂される有名監督たち

今回、最初に『ザ・フラッシュ』の監督候補として報じられたのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ/一期一会』などを手がけた巨匠ロバート・ゼメキスだった。The Wrapによると、情報源の関係者が「最有力候補」としてゼメキスの名前を出したというのである。しかしゼメキスは現在、スティーブ・カレル主演の次回作を準備しており、そちらの撮影が2017年8月にスタートする予定だ……。

そこでバラエティ誌が同じく最有力候補として報じたのが、『キングスマン』のほか『キック・アス』『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』などでアメコミの映画化経験を持つマシュー・ヴォーンだ。同誌によると、ワーナー・ブラザース社は『ザ・フラッシュ』の製作を2017年中に本格始動させる意向のため、ゼメキスのスケジュールによってはヴォーンが監督に就任する可能性があるという。ヴォーンもワーナー幹部との面会後、プロジェクトへの興味を示していたとのことだ。

そんな中、第三の“最有力候補”としてハリウッド・レポーター誌が報じたのが『スパイダーマン』3部作や名作ホラー映画で名高いサム・ライミの名前だった。しかし同誌によるとワーナー側の最新の希望はやはりロバート・ゼメキスであり、彼の次回作を待って『ザ・フラッシュ』の製作を始めることもいとわない姿勢だという。明らかにバラエティ誌とは報道の内容が矛盾しているが、実際はどちらなのだろうか?

かつてCG技術が発達していない時代にも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で時空を超えるワクワクを与えてくれたゼメキスか、まぎれもなく現代の感覚でアクションとユーモアを鮮やかに演出するヴォーンか、ダイナミックな表現で冒険の楽しさと恐ろしさを描き出すライミか……。3人の誰になっても、それぞれインパクトのある『ザ・フラッシュ』が実現することは間違いなさそうだ。

なおハリウッド・レポーター誌によると、ゼメキス、ヴォーン、ライミの3名はそれぞれワーナーの幹部とすでに話し合いを済ませているという。世界最速のヒーローをめぐって、それぞれ有名な監督たちの“三つ巴の戦い”が始まっているのかもしれない。

Source: http://screenrant.com/flash-movie-director-robert-zemeckis/
http://www.thewrap.com/robert-zemeckis-frontrunner-dc-films-the-flash/
http://variety.com/2017/film/news/robert-zemeckis-matthew-vaughn-the-flash-director-1202422782/
http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/flash-matthew-vaughn-robert-zemeckis-sam-raimi-shortlist-direct-999680

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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