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DC『ザ・フラッシュ』初予告編 ─ 2人のバットマンが登場、DCユニバース集大成にしてリセット作

https://youtu.be/hebWYacbdvc

DC映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』より、初の予告編映像が公開された。DCユニバースをリセットする超重要作の映像には、かつて見たことのない超絶スケールのアクション、そして2人のバットマンも登場するなど、必見シーンが盛り沢山だ。

追記:字幕付きも公開され、日本公開日も発表された

原作コミックやドラマ「THE FLASH/フラッシュ」で、主人公フラッシュ/バリー・アレンは壮絶な超高速で駆けることで時空に特異点を発生させ、異なる次元に移動するという設定がある。この度の映画『ザ・フラッシュ』もその流れを踏襲し、フラッシュが亡き母と暮らしていた世界を訪れるという展開だ。

バリーが母親を想う一心で別世界の自身の家族と接触してしまったため、事態は思わぬ展開を迎えることとなる。主人公のバリーは、髪の長い別世界の自分自身と禁断の対面を果たしてしまう。

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「過去を書き換えたら、どうなってしまうのかわからないのだぞ」と警告するのは、ベン・アフレック演じるバットマン/ブルース・ウェイン。バリーは「なんとかするさ」と言うが、ブルースは「全てを破壊することにもなりかねない」と危惧している。

案の定、最悪の事態が起こる。ブルースが「こんなのありえない。僕のせいで世界が滅びてしまう」と狼狽しているが、なんと続く映像は映画『マン・オブ・スティール』(2013)でスーパーマンとゾッド将軍が繰り広げたメトロポリス市街戦の再現。ゾッド将軍が、地球を第二のクリプトンにすべく改造するワールド・エンジンで地上破壊を進めていたシーンだ。さらには、マイケル・シャノンが演じたゾッド将軍も再登場する。

「僕はメタヒューマンのいない世界を作った。守ってくれる者もいなくなってしまった」とバリー。そこに「手を貸そうか?」との声が聞こえてくる。お馴染みのメロディと共に登場したのは、1980〜1990年代の映画で活躍したマイケル・キートン版バットマンだ!「まさか、あなたは…!」「そう、私はバットマンだ」と、痺れるやりとりを見ることができる。

さらに本作では、スーパーマンのいとこであるカーラ・ゾー=エルことスーパーガールが登場。スーパーガールといえばブロンドの長髪が馴染み深いが、本作では黒髪ショート。まだ誰も見たことのないスーパーガールが、DCユニバース最重要作に参戦する。映像では、スーパーガールが圧倒的な戦力で敵を蹴散らす様子も描かれている。

本作はDCユニバースをリセットさせる超重要作。これまで展開されてきた旧ユニバースの集大成であり、レガシーを新たなシリーズへ移行させる役割ももつ。主演はエズラ・ミラー。バットマン役をベン・アフレックとマイケル・キートンがそれぞれ演じる。

初登場のスーパーガール役を新鋭サッシャ・カーレ、バリーの恋人アイリス・ウェスト役を『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』(2018)のカーシー・クレモンズが演じる。バリーの父親ヘンリー・アレン役には、新たにロン・リビングストンを起用。『マン・オブ・スティール』(2013)よりゾッド将軍役のマイケル・シャノン、副官ファオラ=ウル役のアンチュ・トラウェも出演する。

監督は『IT/イット』2部作のアンディ・ムスキエティ、脚本は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)のクリスティーナ・ホドソンが務めた。

映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』は2023年6月16日に日米同時公開予定。

追記:字幕付きも公開され、日本公開日も発表された

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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