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『キングスマン:ファースト・エージェント』出演の『007』ジェマ・アータートン、演じた役の着想はジェームズ・ボンドに

キングスマン:ファースト・エージェント
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『キングスマン』シリーズ最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』では、2008年公開の映画『007 慰めの報酬』でボンドガール(ボンドウーマン)を演じたジェマ・アータートンが、華麗なアクションを披露する。アータートンによると、彼女が演じたポリー・ウィルキンスは、『007』の主人公ジェームズ・ボンドに着想が得られていたのだという。

本作は、エグジーとハリーが所属する独立諜報機関キングスマンの起源に迫る前日譚ストーリー。第1次世界大戦期を舞台に、組織の創設者として知られるオックスフォード公が、政府に頼らないスパイ組織を作ることを決意するまでの壮絶なヒューマンドラマが描かれる。

アータートンが演じたポリーは、オックスフォード家に仕える使用人兼、一人息子コンラッドの世話係。射撃に長けた銃のスペシャリストでもある。マシュー・ヴォーン監督は、ポリーというキャラクターを創造するにあたり、英国スパイ作品の金字塔『007』を思い描いていたという。英yahoo Entertainmentで、アータートンがこう明言している。

マシュー・ヴォーンが私を説得した時に、こうおっしゃったんです。“女性版ジェームズ・ボンドのようなアクションスパイのキャラクターを作りたいんだ”と。

アータートンといえば、『007 慰めの報酬』において、勝手な行動を取るボンドを帰還させるために派遣された女性職員ストロベリー・フィールズを演じたことで知られる。しかし、公開から12年後の2021年初頭、アータートンは演じたフィールズについて「たくさんの誤りがあった」とし、後悔を語っていた。「ストロベリーはただ“ノー”と言って、フラットシューズを履いていればよかったんです」と。同作劇中、フィールズはボンドの任務に巻き込まれ、無残な最期を遂げてしまうのだ。

この発言をヴォーン監督が知っていたのかは定かでないが、アータートンはポリー役を堪能できた模様。「私にとって、(役を引き受ける上で)アクションの要素は重要でした。すごく大好きでした」とアータートンは振り返る。また、今後についても「もし繋がるなら……」と前置き、「もっとアクションをやれたら良いなと思っています」と意欲を見せた。

ところで、本作でオックスフォード公を演じているのは、アータートンと同じくダニエル・クレイグ版『007』シリーズのM役として知られるレイフ・ファインズ。『007』シリーズでは、アータートンとファインズの共演は叶っていないが、本作で2人は多くのシーンを共にしている。『007』ファンも必見だ。

『キングスマン:ファースト・エージェント』は全国公開中。

Source: yahoo Entertainment

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。