『ハムナプトラ』イムホテップ大合唱シーンは恥ずかしいから削除してほしかった ─ でも試写会で大ウケ、「僕が間違ってたのか」

ブレンダン・フレイザー主演『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』(1999)に、ずっと大嫌いなシーンがある──。ヒロインであるエヴリンの兄、ジョナサン・カナハン役のジョン・ハナーが告白した。製作当時、監督に頼み込んでカットしてもらおうとしていたほどだという。
ハナー演じるジョナサンは、レイチェル・ワイズ演じるエヴリンの兄で、正義感は強いが調子がよく、機転は利くがうっかり者というキャラクター。映画のスパイスとなるコミカルな役どころで観客の人気を得たが、演じた本人は当初あまり納得していなかったようだ。
英The Telegraphにて、“キャリア史上最悪のシーン”を尋ねられたハナーは、「『ハムナプトラ』にずっと大嫌いなシーンがあるんです」と語った。
「僕が博物館から出るために車へ走っていると、ゾンビたちが“イムホテップ”と名前を唱えているんです。僕もゾンビのふりをして、彼らが通り抜けていくなかで“イムホテップ”と声をあげて、車を取りに戻る。こんなものは本当につまらない、恥ずかしいと思い、スティーブ(スティーブン・ソマーズ監督)に頼んで変更してもらおうとしました。」
しかし、試写会を訪れたハナーは驚きの光景を目にした。「そのシーンで観客が爆笑し、拍手を送っていたんです。完全に僕が間違っていました」

1962年生まれのハナーは現在63歳。しかし、『ハムナプトラ』第1作の撮影当時はまだ30代だった。このインタビューでも「昔はかなり頑固な性格だった」と振り返っているが、英Radio Timesのインタビューでは、本作の出演オファーを受けたとき、「僕はシリアスな役者なのに、どうしてこんなバカげたことをやらなきゃいけないんだ」と不満を抱いたことを認めている。
もっとも、“キャリア最悪のシーン”で『ハムナプトラ』を挙げたハナーだが、“人生最高の仕事は?”との質問にも「たぶん『ハムナプトラ』ですね」と回答。「ハリウッドの大作映画に出るのは、僕にとって楽しいショックでした。あのセットにいるのは本当に楽しくて、お菓子屋さんに来た子どものような気分でした」と振り返っている。
現在、『ハムナプトラ』シリーズは約20年ぶりの新作映画が企画進行中で、リック・オコーネル役のブレンダン・フレイザー、エヴリン役のレイチェル・ワイズが復帰する見込み。フレイザーはオリジナルキャストの再集結を望んでいるそうだが、現時点では脚本開発中とみられ、ハナーのもとに具体的な話は来ていないという。
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Source: The Telegraph, Radio Times






















