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ブラピ製作総指揮のNetflixドラマ「The OA」シーズン2に日本人俳優の尾崎英二郎が出演 ─ 「反響に驚いている」とコメント

ハリウッドで活躍する日本人俳優の尾崎英二郎が、ブラッド・ピット製作総指揮のNetflixオリジナルドラマ「The OA」シーズン2に出演していることがわかった。

『The OA』は、謎の少女失踪の事件をきっかけに臨死体験や次元を超える深遠な世界を斬新に描くSF心理ミステリー。Netflix オリジナルドラマとして「ストレンジャー・シングス」と度々並べて語られ、カルト的な人気を誇ったシーズン1から2年を越える月日をかけて準備された『The OA』シーズン2は2019年3月22日に全世界で配信開始となり、批評家から高い支持を得ている。シーズン2では、事件の舞台のスケールが増し、主人公プレイリーは次元を越えた別世界への扉を開けることになる。

尾崎は、シーズン2第4章「SYZYGY」にゲスト出演。主人公の女性の運命を示唆するキーとなる役柄に抜擢され、シーズン中盤のクライマックスへの登場となる。”オールド・ナイト(Old Night)”と名付けられた尾崎の役は、人間ではなく、正体不明の巨大生物。最新のVFXを駆使して生まれたこのモンスターに息を吹き込んだ。

キャスティングを担当したのはシーズン1に続いて、在NYのアヴィ・カウフマン。『ライフ・オブ・パイ』(2012)『プロメテウス』(2012) 『ブロークバック・マウンテン』(2005)など、テレビドラマよりも映画で顕著な経歴を築いている敏腕で、尾崎はオーディションビデオの演技と声の質を買われて白羽の矢が立った。

オールド・ナイト役のセリフは全て英語で、アメリカ人俳優がキャストされてもおかしくない役どころ。求められた「声」の演技は、録音ブースでの事前録音ではなく、シーン撮影の本番でプレイリーを演じるブリット・マーリングとイヤホンとマイクを通じてテイクを重ね、リアルタイムに共演して臨場感と迫力ある場面を創り上げた。出演にあたり、尾崎は以下のコメントを寄せている。

尾崎英二郎 コメント

「『The OA』は、誘拐監禁事件、臨死体験、異次元、といった題材を含んだ展開で、謎が謎を呼ぶ、心理的なスリラーでもあり人間ドラマでもあり、意表を突くようなファンタジーの要素さえある、これまで見たことのないようなジャンルを超えたドラマです。『羊たちの沈黙』(1991)『セブン』(1995)「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」のような謎と静かな恐怖に満ちた追跡劇や創作がお好きな方なら、とてもハマるシリーズだと思います。僕自身、ブリットとザル2人による、観る者が思いもつかない発想を巧みに現実的なトーンで包み込んだような、洗練されたエンターテインメントにすっかり魅了されました。

今シーズン、演じさせていただいた異色の役 ”オールド・ナイト” は、視聴者も驚きで息を呑む”化け物”と言っていいキャラクターで、主人公プレイリー/ニーナを導く知性を有している生物です。もちろんこんな役柄を演じること自体初めての経験ですし、主演女優と共にお互いの耳を澄ませて何十テイクも演じた経験は忘れ難いものになりました。ライヴで演じた臨場感と、呼吸が合ってボルテージが上がっていく様子を是非海外ドラマや映画ファンの皆さんに観ていただきたいです。」

本シーズンの配信後、アメリカでは尾崎が出演したシーンについて触れた批評記事が続出し、尾崎も反響に驚いているという。「人気カルトドラマに貢献できて、また一つ、面白い扉を開くことができたことを非常に嬉しく感じています。」

尾崎英二郎は、DCコミックス原作の人気TVドラマ「レジェンド・オブ・トゥモロー」にも登場するなど、ハリウッドで活躍の場を着実に広げている日本人俳優のひとりだ。さらなる躍進も楽しみに応援したい。

Netflixオリジナルシリーズ
『The OA』パート1~2独占配信中
https://www.netflix.com/title/80044950

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THE RIVER編集部THE RIVER

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