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『ザ・バットマン』ペンギンのスピンオフ、映画の1週間後から始まる ─ コリン・ファレル、脚本に満足

ザ・バットマン
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DC映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)のスピンオフドラマ、コリン・ファレル演じるペンギン/オズワルド・コブルポットが主人公の「ザ・ペンギン(原題:The Penguin)」の新情報が明らかになった。

最新作『イニシェリン島の精霊』(2023年1月27日公開)のため、米ExtraTVの取材に登場したファレルは、「物語の始まりについて何か言えることはありますか?」との質問に対して「(物語は)映画の結末の1週間後から始まります」と明言。リドラーの企みによって大きく変わってしまったゴッサム・シティで、オズワルド・コブルポットが少しずつ動き出すことになるようだ。

「ゴッサムはまだ水に多少浸かっています。第1話の脚本初稿を読みましたが、僕の足が(カーマイン・)ファルコーネのオフィスでびしょ濡れになるところから始まるんですよ。そこを読んだだけでも、“いいね、いい脚本だな”って思いました。」

また米Colliderでも、ファレルは「第1話の脚本を読みましたが、すごく魅力的だし、また独特だった」と熱を込めて語っている。『ザ・バットマン』でマット・リーヴス監督が生み出したキャラクター像が、きちんとドラマにも受け継がれていることを感じているようだ。「(全体で)6時間や8時間になると思います。来週中に2話と3話の脚本も読むことになっていますよ」

脚本・ショーランナーは「エージェント・オブ・シールド」などのローレン・ルフランが務め、リーヴス監督やファレルらとともに製作総指揮も兼任する。ExtraTVにて、ファレルは「ルフランは素晴らしい仕事をしてくれています。ショーランナーとして全体を執筆していますが、すさまじい人物だし、(作品が)楽しみですね」とも話した。

現時点で「ザ・ペンギン」の撮影時期や、米HBO Maxでの配信時期は未定。おそらくもう少し先の登場になりそうだが、ファレルは「僕はあの役柄が大好きで、とにかくやりたいと思ったんです。もう十分だとは思わず、もっともっと演じたかった。そしてチャンスが巡ってきたわけです」と強調している。本作に対する、並々ならぬ気合いの入りようがうかがえるというものだ。

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Source: ExtraTV, Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。