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「ストレンジャー・シングス」エディの前日譚小説、米出版決定 ─ あらすじとカバーアートが判明

ストレンジャー・シングス
STRANGER THINGS. Joseph Quinn as Eddie Munson in STRANGER THINGS. Cr. Courtesy of Netflix © 2022

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4の人気キャラ、エディ・マンソン(ジョセフ・クイン)のオリジン・ストーリーを描く小説がアメリカにて出版予定であることがわかった。米Entertainment Weeklyにて小説のあらすじと、エディのメタル演奏シーンを彷彿とさせるカバーアートが公開された。

小説のタイトルは『Flight of Icarus(原題)』で、「ストレンジャー・シングス」の脚本家ケイトリン・シュナイダーハンが執筆を担当する。アメリカでの出版日は2023年10月31日になる予定だ。

Stranger Things: Flight of Icarus

物語の舞台は、「ストレンジャー・シングス」シーズン4の2年前となる1984年。エディは音楽業界で働くペイジと出会い、彼のバンド‟コローデッド・コフィン(腐った棺おけ)”が成功するためのチャンスをもらう。その後レコーディングのお金が必要となったエディは、父親の怪しげな計画に巻き込まれることになるという。公式のあらすじは、以下の通りだ。

「インディアナ州ホーキンス。それは多くの人にとって、のどかで手入れの行き届いた、典型的なアメリカの町に過ぎない。しかしエディ・マンソンにとっては、永遠に続く‟恐怖の墓所”の中に住んでいるようなものだ。幸いなことに、ホーキンス高校で過ごすのはあと数か月だけ。最終学年とは、ヘルファイア・クラブでダンジョンズ&ドラゴンズをする時間と、バンド活動の間にある、ただの暇つぶしなのだろうか?

エディがペイジに出会ったのは、町で最低のダイブ・バー。彼女は、とんでもない奇跡を起こした人物だった。彼女はホーキンスから逃れ、ロサンゼルスのレコード・プロデューサーのもとで働きながら、素晴らしくクールな人生を築いている。音楽のセンスに長けたワルなだけでなく、エディを悪魔の化身ではなく、詩人として認めてくれる唯一の人かもしれない。でも何より最高なのは、彼女が彼に成長のチャンスを与えてくれること。そのためには、エディが彼女に‟コローデッド・コフィン”のベスト・ソングを収めたデモ・テープを渡すだけでいいのだ。

問題はただひとつ、 レコーディングにはお金がかかる。エディにはお金がない。しかし彼は、必要なことは何でもするつもりだ。たとえそれが、父親のアル・マンソンに頼ることであっても。彼の父親はまたもや怪しげな計画を立てて、彼の人生に舞い戻ってきたところだ。リスクは伴うが、もしうまくいけばホーキンスからの片道切符を手に入れることができる。

エディはわかっている。1984年が彼の年になることを。」

本作を執筆するシュナイダーハンは、声明の中で「『ストレンジャー・シングス4』の冒頭に登場するエディ・マンソンは、ホーキンス高校のオタクな‟迷える子羊”を守る羊飼いです。しかし、その役割を引き受けることは、それほど単純な決断ではありませんでした」とコメント。本作をエディが「ヒーローになるまでの旅」と表現し、「(彼が)勇敢な‟はみ出し者”になるきっかけとなった、面倒で不愉快な決断を体験してもらうのが楽しみです」とファンに向けてメッセージを贈った。

また、エディというキャラクターがこれほどまでにインパクトを与えた理由について、「エディは、揺るぎない自分らしさを持った人物です。それだけでも十分魅力的ですが、彼はさらに、周りの人たちもそうなるよう促しているのです。そんな彼と友達になりたいと思わない人はいないでしょう」と述べ、「良くも悪くも、エディという人間を形成する一端を担った過去の人物に会うことは、この物語を探求する上で最もやりがいのあることのひとつでした。エディ、これはあなたのためです!」と語った。

『Flight of Icarus(原題)』は、2023年10月31日にアメリカで出版予定。

Source:Entertainment Weekly

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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