『ザ・レイド』リメイク企画、Netflixにて進行中 ─ マイケル・ベイ製作、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』監督が手がける

『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)『ヒットマンズ・ボディガード』(2017)のパトリック・ヒューズがタッグを組み、『ザ・レイド』シリーズをリメイクすることが決定した。オリジナル作品にて監督を務めたギャレス・エヴァンスも企画に参加。Deadlineが報じている。
2011年に公開された『ザ・レイド』は、麻薬王が支配する高層ビルを舞台に、強制捜査に入ったSWAT部隊と、それを迎え撃つ悪党たちとの死闘を描くアクション映画。イコ・ウワイスが主演を務め、“シラット”という世界最強と謳われる格闘術を披露し話題を呼んだ。2014年には、松田龍平、遠藤憲一、北村一輝らが出演した続編『ザ・レイド GOKUDO』が公開されている。
噂が浮上しては消えるを繰り返していた再映画化企画。この度、Netflixにて進行することになった本作では、ギャレス・エヴァンスはエグゼクティブ・プロデューサーに回り、マイケル・ベイはプロデュースを担当。かねてから監督として起用されていたパトリック・ヒューズがメガホンをとるほか、『The Hitman’s Wife’s Bodyguard(原題)』につづきジェームズ・ビューフォートと共に脚本を執筆する予定だ。プロデューサーたちは共同声明の中で、「オリジナル版への敬意を払いながら、アクションというジャンルに独自の道を切り開く新鮮な手法や視点をもたらすことを約束します」と予告している。
リメイク版の舞台となるのは、アメリカ・フィラデルフィアの悪地。DEAのエリート潜入捜査班が麻薬が蔓延る地で、ギャングのボスを捕まえるため奮闘していく姿が描かれるとのことだ。キャストは現時点では不明だが、イコ・ウワイスのようなスピーディなアクションを披露できる俳優はそう多くないだろう。ちなみに過去には、フランク・グリロが主演を務めると報じられていたこともある。一体誰になるのか、気になるところだ。
Source:Deadline