ドウェイン・ジョンソン、『マイティ・ソー』『ワイルド・スピード』のコラボ提案 ─ 「ハッシュタグは『ソーが倒れる』で」

『ワイルド・スピード』初のスピンオフ映画『ホブス&ショウ(邦題未定、原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)』を控えるドウェイン・ジョンソンが、マーベル・シネマティック・ユニバース作品『マイティ・ソー』シリーズとのクロスオーバーを提案した。
自身が製作を務める米国の新スポーツ番組「The Titan Games(原題)」にて、ドウェインはハンマーを片手に“打倒ソー”を宣言している。番組の映像はドウェインのTwitterに投稿されており、「すごい、ヤバいアイデアを紹介します」と記されている。さらにマーベル・スタジオ社長の名前を出して、「実現させるためケヴィン・ファイギに電話します」とも……。
Hey I specialize in big, crazy ideas for the world to enjoy..& a movie where it’s the God of Thunder @ChrisHemsworth vs that big, brown, bald, tattooed, tequila drinker fella. U guys ready to see that? #ThorHitsTheFloor #BoxOfficeGold I’m calling Kevin Feige to make this happen. pic.twitter.com/8toil0UrwJ
— Dwayne Johnson (@TheRock) 2019年1月18日
「(ハンマーを片手に)友達のクリス・ヘムズワースが、どうしてソーのコスチュームを着たがるのかわかりますね。こんなハンマーを振り回せるのは本物の力だと思いますよ。みなさん、思いつきました。『マイティ・ソー』と『ワイルド・スピード』が合体した映画を作るのはどうだろう? 観たくないですか? ゴッド・オブ・サンダー(雷神)、ソーが飛んできて、突然倒される! 本物のゴッド・オブ・サンダーの手で止められてしまうんです。大ヒットしますよ。ハッシュタグは“#ThorHitsTheFloor(ソーが倒れる)”で。どういたしまして、クリス。あとで彼からメールが来ると思います。」
言わずもがな、『マイティ・ソー』やマーベル・シネマティック・ユニバースと『ワイルド・スピード』のクロスオーバーはおおよそ実現しそうにないだろう。それでもこうした発言を繰り出すのは、俳優ドウェイン・ジョンソンというよりも、WWE王者のレスラー“ザ・ロック”のサービス精神に由来するものとみられる。今回の場合、クリス・ヘムズワースやケヴィン・ファイギを相手にわざわざプロレスを仕掛けることで、自身の新番組を盛り上げようとしているのではないだろうか。
したがって、ここからはファンが想像の中で楽しむことにしよう。もしも『マイティ・ソー』と『ワイルド・スピード』のクロスオーバーが実現したとして、あなたは観てみたいと思うだろうか。監督は誰が適任だろうか、舞台は地球がふさわしいのか、それとも『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)よろしく異星が適切なのか……。
ちなみにドウェインが主演・製作を兼任している『ホブス&ショウ』で“シリーズ史上最強の悪役”を演じるのは、『マイティ・ソー』シリーズでヘイムダル役を演じたイドリス・エルバ。さらに監督は『デッドプール2』(2018)のデヴィッド・リーチが務めている。世界観こそそれぞれ異なるものの、マーベル映画の精鋭たちが『ワイルド・スピード』の世界で力を発揮する顔合わせとなった。
映画『ホブス&ショウ(邦題未定、原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)』は2019年7月26日に米国公開予定。