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ドウェイン・ジョンソン、『マイティ・ソー』『ワイルド・スピード』のコラボ提案 ─ 「ハッシュタグは『ソーが倒れる』で」

ドウェイン・ジョンソン クリス・ヘムズワース
[左]Photo by Eva Rinaldi https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dwayne_Johnson_2014.jpg [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36201779166/

『ワイルド・スピード』初のスピンオフ映画『ホブス&ショウ(邦題未定、原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)』を控えるドウェイン・ジョンソンが、マーベル・シネマティック・ユニバース作品『マイティ・ソー』シリーズとのクロスオーバーを提案した

自身が製作を務める米国の新スポーツ番組「The Titan Games(原題)」にて、ドウェインはハンマーを片手に“打倒ソー”を宣言している。番組の映像はドウェインのTwitterに投稿されており、「すごい、ヤバいアイデアを紹介します」と記されている。さらにマーベル・スタジオ社長の名前を出して、「実現させるためケヴィン・ファイギに電話します」とも……。

「(ハンマーを片手に)友達のクリス・ヘムズワースが、どうしてソーのコスチュームを着たがるのかわかりますね。こんなハンマーを振り回せるのは本物の力だと思いますよ。みなさん、思いつきました。『マイティ・ソー』と『ワイルド・スピード』が合体した映画を作るのはどうだろう? 観たくないですか? ゴッド・オブ・サンダー(雷神)、ソーが飛んできて、突然倒される! 本物のゴッド・オブ・サンダーの手で止められてしまうんです。大ヒットしますよ。ハッシュタグは“#ThorHitsTheFloor(ソーが倒れる)”で。どういたしまして、クリス。あとで彼からメールが来ると思います。」

言わずもがな、『マイティ・ソー』やマーベル・シネマティック・ユニバースと『ワイルド・スピード』のクロスオーバーはおおよそ実現しそうにないだろう。それでもこうした発言を繰り出すのは、俳優ドウェイン・ジョンソンというよりも、WWE王者のレスラー“ザ・ロック”のサービス精神に由来するものとみられる。今回の場合、クリス・ヘムズワースやケヴィン・ファイギを相手にわざわざプロレスを仕掛けることで、自身の新番組を盛り上げようとしているのではないだろうか。

したがって、ここからはファンが想像の中で楽しむことにしよう。もしも『マイティ・ソー』と『ワイルド・スピード』のクロスオーバーが実現したとして、あなたは観てみたいと思うだろうか。監督は誰が適任だろうか、舞台は地球がふさわしいのか、それとも『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)よろしく異星が適切なのか……。

ちなみにドウェインが主演・製作を兼任している『ホブス&ショウ』で“シリーズ史上最強の悪役”を演じるのは、『マイティ・ソー』シリーズでヘイムダル役を演じたイドリス・エルバ。さらに監督は『デッドプール2』(2018)のデヴィッド・リーチが務めている。世界観こそそれぞれ異なるものの、マーベル映画の精鋭たちが『ワイルド・スピード』の世界で力を発揮する顔合わせとなった。

映画『ホブス&ショウ(邦題未定、原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)』は2019年7月26日に米国公開予定

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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