『007』60周年記念、ボンド映画音楽の歴史と起源を描くドキュメンタリー映画がAppleで製作

ここ近年、ピーター・ジャクソン監督が手掛けるディズニープラス(Disney+)のドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』(2021)、テイラー・スウィフトを追うNetflixのドキュメンタリー映画『ミス・アメリカーナ』(2020)など、音楽ドキュメンタリー作品が大きな成功を収めている。今度は『007』より、ボンド映画音楽の歴史と起源を描くドキュメンタリー映画『The Sound of 007(原題)』がAppleにて製作されることがわかった。
Appleによれば、映画『007』シリーズの誕生60周年を記念するドキュメンタリー映画は、第1作『007 ドクター・ノオ』(1962)から最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)まで、シリーズで使用された楽曲や主題歌のオリジンに迫り、シリーズ音楽にまつわる舞台裏を紹介する内容になるという。
MGMが製作する本企画で監督を務めるのは、音楽ドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』(2016)、『コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』(2018)でメガホンを取ったマット・ホワイトクロス。『エリック・クラプトン~12小節の人生~』(2017)のジョン・バトセックがプロデュースを手掛けるとのこと。また、ジェームズ・ボンドのドキュメンタリー映画『Everything or Nothing: The Untold Story of 007(原題)』を製作したプロダクション会社、Ventureland とEon Productionsが集結する。
名だたるクリエイターと製作会社が名を連ねる『The Sound of 007』は、2022年10月にApple TV +で世界的にデビューの予定。
Source:Apple