ジェームズ・ガン版『ザ・スーサイド・スクワッド』2021年夏、日本公開決定 ─ 副題は『“極”悪党、集結』

DCコミックスの悪党集団を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が新たに映画化する『The Suicide Squad(原題)』が、邦題『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』として2021年夏に日本公開されることが決定した。
マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが世界を魅了し、大ヒットを記録した『スーサイド・スクワッド』(2016)から5年。常識や過去に囚われないスーサイド・スクワッドは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で映画ファン&コミックファンの信頼も厚いジェームズ・ガンを監督・脚本に迎えて“完全なる再構築”を果たす。もはや予習は必要なし、10人以上の“極”悪党たちが入り乱れる超大作として登場だ。
誰もが楽しめるストーリーとアクション、そしてユーモア。ガン監督も「ワーナー ブラザースは創造的に素晴らしい。(創作について)まったく干渉を受けなかった」と語るように、クリエイターの創造性がフルスイングで発揮される本作は、すでに全米ではR指定となることが判明済み。プロデューサーのピーター・サフランも「監督独自のキャラクターとユーモア満載のユニークな作品」と形容している。ビーチやジャングルまで創り出したという世界観にも注目だ。

このたび公開された場面写真では、政府によって集められた”極”悪党=ザ・スーサイド・スクワッドの面々が乗り物にて移動している様子、そしてポルカドットマン(デヴィッド・ダストマルチャン)、ピースメーカー(ジョン・シナ)、ブラッドスポート(イドリス・エルバ)、ラットキャッチャー(ダニエラ・メルキオール)が呆然と立ち尽くす姿が捉えられている。
キャストには2016年版から、ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビー、リック・フラッグ役のジョエル・キナマン、キャプテン・ブーメラン役のジェイ・コートニー、アマンダ・ウォーラー役のヴィオラ・デイヴィスが続投。また『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズのイドリス・エルバ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのマイケル・ルーカー&ショーン・ガン、『バンブルビー』(2018)のジョン・シナ、そして『アントマン』シリーズのデヴィッド・ダストマルチャンらが登場する。さらには“レジェンド”たるシルベスター・スタローンも参戦し、作品にさらなる厚みをもたらす。
なお2021年の夏には、DCとして日本初の特別総合展「DC展 スーパーヒーローの誕生」が6月25日(金)より六本木ヒルズ・東京シティビューで開催されることも決定済み。 映画公開に向けてますます盛り上がるDCコミックス、今後の動向に注目すべし!
映画『ザ・スーサイド・スクワッド ”極”悪党、集結』は2021年夏、全国公開予定。
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