DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド』新予告編が米公開 ─ ピースメーカーにメンバーも引き気味

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督によるDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』より、新たな米予告編が公開された。
ジェームズ・ガン監督は「今日はエイプリルフールだけど、このスーパーヴィランたちがアマンダ・ウォーラーと仕事するってことが、それこそジョークだよね」としてTwitterに映像を投稿。本国では3月31日より劇場限定で公開されていた予告編のようだ。新規映像も多く含まれている。
2016年のデヴィッド・エアー版『スーサイド・スクワッド』同様、今回もムショの悪党たちがアマンダ・ウォーラーによって集められている。任務を完遂すれば、10年の刑期短縮の恩赦が得られること、指令に従わない場合は頭部に埋め込んだデバイスが爆発することが告げられ、チームを組むこととなった一同。ジョエル・キナマン演じるリック・フラッグは、「好きでも嫌いでも、こいつらとは今後数日間、兄弟姉妹だからな」と告げている。
悪党たちの能力が垣間見えるド迫力アクションの連続の中でも、注目はジョン・シナ演じるピースメーカーのセリフだ。ピースメーカーは平和のためなら殺人もいとわない、「軽蔑すべきキャプテン・アメリカ」のような男。この度の映像内では、「俺は心から平和を願っている。そのためなら男だろうが女だろうが子供だろうが、何人殺してもいいと思ってる」とぶっ飛び発言。これには他メンバーもドン引き気味で、「あなたの方がヤバい人だと思ってた」と言われたポルカ・ドット・マン(デヴィッド・ダストマルチャン)ですら「そうだね……」と返すのがやっとだ。
大ヒットを記録した『スーサイド・スクワッド』(2016)から5年、常識や過去に囚われないスーサイド・スクワッドは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンを監督・脚本に迎えて“完全なる再構築”を果たす。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド ”極”悪党、集結』は2021年夏、全国公開予定。
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