『ブラックパンサー』マイケル・B・ジョーダンとダナイ・グリラ再共演、『華麗なる賭け』リメイク映画で主演・監督

『クリード』シリーズのマイケル・B・ジョーダンが主演・監督を務める、『華麗なる賭け』(1968)のリメイク版映画『トーマス・クラウン・アフェア(原題)』に、『ブラックパンサー』シリーズのオコエ役で知られるダナイ・グリラが出演することがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
「ウォーキング・デッド」シリーズのミショーン役でもおなじみのグリラは、マーベル・シネマティック・ユニバースでは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でもオコエ役を演じた。『ブラックパンサー』(2018)でエリック・キルモンガー役を演じたジョーダンとは久々の再タッグとなる。
『華麗なる賭け』は、美術品泥棒と保険調査員の駆け引きをスリリングに描いたスタイリッシュなサスペンス映画で、スティーヴ・マックイーンとフェイ・ダナウェイが共演。1999年には、ピアース・ブロスナン&レネ・ルッソ主演で『トーマス・クラウン・アフェアー』としてリメイクされている。
今回のリメイク版は美術品窃盗というテーマをそのままに、舞台をヨーロッパへ移すという。ジョーダンが美術品を愛する億万長者役、グリラがその親友役、『ボーンズ アンド オール』(2022)のテイラー・ラッセルが私立探偵役を演じるほか、『オリエント急行殺人事件』(2017)などで俳優・監督として活躍するケネス・ブラナー、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)のリリー・グラッドストーンも出演する。
製作はAmazon MGM Studios。脚本は『フォールガイ』(2024)のドリュー・ピアースのほか、オリジナル版に基づく草稿を『ミッドウェイ』(2019)のウェス・トゥーク、「ストレイン」のジャスティン・ブリット=ギブソンが執筆した。
プロデューサーはジョーダンのほか、ジョーダンの製作会社Outlier Societyのエリザベス・ラポソ、『オッペンハイマー』(2023)のチャールズ・ローヴェン、『エルヴィス』(2022)のパトリック・マコーミック、『プレデター:ザ・プレイ』(2022)のマーク・トベロフという盤石の布陣。オリジナル版『華麗なる賭け』の脚本家アラン・トラストマンが製作総指揮として名を連ねている。
映画『トーマス・クラウン・アフェア(原題)』は2027年3月5日に米国公開予定。撮影は2025年7月7日にロンドンで開始された。
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Source: The Hollywood Reporter