『ソー:ラブ&サンダー』ヴァルキリーとガーディアンズは対面せずか? ─ テッサ・トンプソン、メンバーに会うためセット訪問

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作、『ソー:ラブ&サンダー』ではシリーズのメインキャラクターであるソーはもちろんのこと、銀河を駆け巡る荒くれ者集団のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがカムバックする。もっとも、ニュー・アスガルドの王、ヴァルキリーとガーディアンズが対面することはなさそうだ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)ではサノスとの戦いに勝利した後、ソーがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの仲間たちと船に乗り込み地球を旅立っていった。『ソー:ラブ&サンダー』ではソーがヒーローから引退を決意し、ゼロから新たな道を歩む姿を軸とした物語が描かれるが、ガーディアンズの活躍ぶりにも注目が集まっている。
そんなガーディアンズとのお気に入りの思い出について、Fandango All Accessにて質問されたテッサ・トンプソンは、「ガーディアンズのやつに出ていないので、それを観るためだけに撮影現場に訪れました」と告白。スクリーン上での共演場面はなかったというが、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)ではワンダことスカーレット・ウィッチふんするエリザベス・オルセンが、とある面々とは完全に別で撮影を行ったことを明かしていた。つまり本作でもまた、トンプソンと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャストがそれぞれ別で撮影し、そのシーンを編集で繋ぎ合わせる可能性はあり得るだろう。
「誰が発言したのか覚えていないのですが、“いつもこんな感じなんですか”と尋ねてきた方がいたんです。“そうなんです”と答えましたよ(笑)」と、トンプソンは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』キャストたちとのセットでの思い出を振り返っている。
トンプソンいわく、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)につづきメガホンをとったタイカ・ワイティティ監督の撮影現場では、あるレベルのカオスが保たれているようで、それは脚本とは異なるような台詞、それも本編に入る可能性が低いものを織り交ぜて撮影を行うことがあるのだという。ワイティティ監督によれば、その主な目的は撮影をより楽しむためであり、脚本に記された内容を規範的に行うだけでは面白くないからとのこと。これが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのキャストたちが経験してきたものとは異なる要素だったようだ。
映画『ソー:ラブ&サンダー』は、2022年7月8日(金)より日米同時公開。
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Source:Fandango All Access