クオリティ…『マイティ・ソー バトルロイヤル』本物キャストが爆笑「4D」学芸会を披露

『マイティ・ソー バトルロイヤル』の本物の出演者たちが、学芸会クオリティの舞台で本編を再現するというユニークな企画が行われた。仕掛け人は、CBSのトークバラエティ番組『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』の司会でありコメディアンのジェームズ・コーデン。

映画の次の形を模索しているというジェームズが目をつけたのが、4Dだ。しかし彼の言う4Dとは、水しぶきや風が吹き出る揺れる座席のアトラクション型シアターではなく、実際の役者が画面を飛び出して目前に現れる、というもの。早い話が舞台である。この発想を実行に移したジェームズ・コーデンは、とある劇場での『マイティ・ソー バトルロイヤル』上映中、映像を遮断して舞台に登場。「今から皆様に未来をお見せします」と語るジェームズの背後では、欽ちゃんの仮装大賞クオリティの舞台セットが用意される。そしてジェームズの紹介で登場したのは、質の悪いハロウィン・コスプレのような姿で登場したソー…ただし、身を包んでいるのは本物のクリス・ヘムズワースだ。続いてロキ役トム・ヒドルストン、ヘラ役ケイト・ブランシェットも登場。「お客は普通に映画が観たいんじゃないの?」と舞台裏で愚痴をこぼすケイト・ブランシェットは、この企画に乗り気ではなくて…という設定だ。

やはり学芸会クオリティの演技で劇中のシーンを再現してみせる三人。ヅラが取れるトム・ヒドルストンなど、グダグダっぷりもゆるい笑いを誘う。物語の進行に併せて、グランドマスター役のジェフ・ゴールドブラムやハルク役のマーク・ラファロ、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンも登場する。

 

ケイト・ブランシェットは舞台裏でこっそりと電話しながら「迎えに来てよ、こんなの大失敗よ」とご機嫌斜め(の設定)だが、仕掛け人のジェームズと一部出演者はノリノリ。なんとか劇を演じきると、クリス・ヘムズワースは「あっという間だったね。他の映画も4Dでやりたいな」と能天気にポップコーンを食らう。またグランドマスター役のジェフ・ゴールドブラムは「ソー4Dは10人のジェフ・ゴールドブラムを引き出してくれた」と絶賛のコメントを残している。と言っても、これは以前雑誌のインタビューでタイカ・ワイティティ監督を評する際に用いた発言の使い回し、という高度なメタギャグだ。

大満足のジェームズ・コーデンは、終演後の舞台裏で出演者らの労をねぎらう。「今夜7時にまた集まって、もう一回やりましょう!」と呼びかけると、出演者らはみな一様に引きつった顔で笑うのだった。

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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