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『ソー:ラブ&サンダー』登場のカメオ俳優、自分の出演を隠して両親に映画を観にいかせた ─ 面白い話だけど参考にしちゃダメ

ソー:ラブ&サンダー
©Marvel Studios 2022

この記事には、『ソー:ラブ&サンダー』のネタバレが含まれています。

 ソー:ラブ&サンダー
©Marvel Studios 2022

『ソー:ラブ&サンダー』ヘラクレス役ブレット・ゴールドスタイン、親にも黙っていた……けど

『ソー:ラブ&サンダー』のエンドロール中に挿入されたミッドクレジットシーンは、ソーと仲間たちが大暴れした「全能の町」のその後が舞台に。本編で、ソーに投げ返されたライトニング・ボルトに身体を貫かれて転落し、死んだと思われていたゼウス(ラッセル・クロウ)が再び登場。美女たちの手厚い介護を受けながら、人々は神を崇めなくなったと嘆きつつ、「ソー・オーディンソンを空から叩き落とせ!」と息子ヘラクレスに命じる展開となっていた。

そのシーンでヘラクレスを演じたのは、イギリス出身のブレット・ゴールドスタイン。Apple TV+のサッカー・コメディドラマ「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」(2020‐)で寡黙なサッカー選手ロイ・ケントを演じ、いま注目を集めている俳優だ。

Varietyのインタビューに応じたゴールドスタインによれば、マーベルから箝口令を敷かれていたため自分の出演を両親にも伝えておらず、ただ「面白いから『ソー:ラブ&サンダー』を観に行ったほうがいいよ」と薦めたと明かしている。そして映画館へ足を運んだゴールドスタインの母親は、観賞中に逐一コメント送ってきたのだとか。「またラッセル・クロウが出て来た。彼は面白いわね」といった具合にメールを打っている間に、母親が自分のカメオシーンを見逃してしまうのではないかと心配になり、ゴールドスタインは必死で「いいから映画を観て!」「スクリーンを観て!」と返信したというエピソードを披露。(編注:言わずもがな、日本の劇場での上映中の携帯電話の使用はマナー違反。絶対に控えよう。)

またゴールドスタインは、MCUにおける自分の将来について何も分からないともコメントしている。「正直なところ、本当に嘘でも秘密でもなく、何も知らないんです。僕が知っているのは、あの日に演じたこと、それだけです。楽しい3秒間でした」と述べており、自身が演じたヘラクレスに何が待ち受けているのか見当もつかないようだ。

映画のラストでは「ソーは帰って来る」とのテロップもあった。ヘラクレスがソーの次なる宿敵となるのか、期待しながら待ちたい。

『ソー:ラブ&サンダー』は公開中。

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Source:Variety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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