『ソー:ラブ&サンダー』監督に、ジェームズ・ガンが調整をお願いしていた ─『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』との繋がりか

クリス・ヘムズワース主演、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ソー:ラブ&サンダー』では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督からの要望で、作品の内容に調整が入っていたようだ。
『マイティ・ソー』シリーズ第4作目の本作は、2022年7月8日に公開が予定されており、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』よりも先のお披露目となる。雷神ソーはもちろんのこと、銀河の平和を守るガーディアンズのメンバーたちがカムバック。その姿はすでに特報映像でも確認済みだが、ガーディアンズについて気になるのは、どこまで彼らが物語において重要なのか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』に影響を与えるような内容は描かれるのかについてだろう。
I asked for some things to be adjusted and they were adjusted.
— James Gunn (@JamesGunn) April 23, 2022
「『ソー:ラブ&サンダー』の脚本には、どの程度の影響を与えたのでしょうか。それを読んで、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの台詞などを一部修正したのか、それとも“これは素晴らしい”と、タイカ(・ワイティティ監督)に任せたのでしょうか?」と、Twitterでファンから寄せられた質問について、ジェームズ・ガン監督は「いくつか調整をお願いし、それらは作品に反映されています」と答えている。その内容について言及はなされていないが、きたる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』で矛盾が生じないための要望があったことは間違いなさそうだ。
ちなみにガン監督は以前にも、『ソー:ラブ&サンダー』への関与について、「そこまでありません」としながら、「タイカ・ワイティティは素晴らしい仕事をしており、脚本が凄く良いんです。彼が脚本を書き始める前、キャラクターたちがどこにいるのか、どこへ行くのかについて話しました。それから、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の脚本を彼が読み、僕が彼の脚本を読み、僕が思っていることを伝えたんです」と製作裏を共有していた。ワイティティ監督への絶大な信頼があるようだ。
ガーディアンズも勢揃いする最新作、『ソー:ラブ&サンダー』は2022年7月8日に日米同時公開公開。
▼『ソー:ラブ&サンダー』の記事
クリス・ヘムズワース、『ソー:ラブ&サンダー』は「バカバカしくなり過ぎた」と反省 ─ 「8歳の子たちにVFXが全然だと批評された」 お笑い要素が強かった作品 ソー役クリス・ヘムズワース、『アントマン』新作を観ていない理由を語る ─ ソー役もしばらく休業意向か 「ユニバースの危機と言われても」 ジェームズ・ガン、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとソーの合流は計画外だったのでちょっと困っていた まったく聞いていなかった模様 『ソー』クリス・ヘムズワース、ゼウスに謝罪 ─ 「あの件は申し訳なかった」 ゼウスの反応は? クリス・ヘムズワース、ソー役再演なら「『ラブ&サンダー』とは違うトーンで」 ─ タイカ・ワイティティ版からの「再発明」求める 思うところあり