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『ソー/ラグナロク』にコミック「プラネット・ハルク」の惑星サカールが登場決定!ふたつの世界観が混じった映画に

映画『ソー/ラグナロク(原題)』は、想像以上にハルクの要素が大きい映画になりそうだ。かねてから、同作はソーとハルクのバディ・ムービーになるといわれていたが、『マイティ・ソー』の世界にハルクが参戦するというよりも、どうやらふたりのキャラクターがそれぞれ持っている世界観をブレンドした作品になるとみられる。

今回、ソーを演じるクリス・ヘムズワースが、『ソー/ラグナロク』に、コミック『インクレディブル・ハルク』惑星サカールが登場することを明らかにした。

【注意】

この記事では、映画『ソー/ラグナロク』の内容に言及しています。ネタバレとなる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

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惑星サカールとは

トータル・フィルム誌の取材で、ヘムズワースは『ソー/ラグナロク』が抱えていた課題をこう話している。

「タイカ(・ワイティティ監督)が参加する前、マーベルのみんなと話していたことは、“まだ観客が見たこともない世界を、どんなふうに描けるのか?”ってことだったんだ」

そして検討の結果、コミック『インクレディブル・ハルク』のストーリー「プラネット・ハルク」に登場する惑星サカールを劇中の舞台にすることにしたようだ。つまり『ソー』でありながら、本作には『ハルク』の要素が大胆に使用されているのである。

「サカールはヤバい。はるかかなたの未来的な場所なのさ。映画や登場人物に大きな変化をもたらすんだよ」

https://roguewatson.com/2015/02/22/marvel-comics-final-thoughts-the-incredible-hulk-planet-hulk/
https://roguewatson.com/2015/02/22/marvel-comics-final-thoughts-the-incredible-hulk-planet-hulk/

コミック「プラネット・ハルク」では、サカールはならず者の集まる場所とされている。そこでは皇帝レッド・キングが娯楽のために奴隷たちを戦わせており、ハルクも剣闘士のひとりとして戦闘に参加するのだ。『ソー/ラグナロク』では、この設定にジェフ・ゴールドブラム扮するグランド・マスターが絡んでくるのではないかと予想する声もある。

ちなみにトータル・フィルム誌によると、『ソー/ラグナロク』でソーとハルクはサカールで再会を果たすことになるという。「プラネット・ハルク」では、ハルクは物語の序盤で地球を放り出されてサカールに落下している。おそらく映画でもブルース・バナー/ハルクは何らかの理由で地球からサカールに移動するのだろう。その経緯がどう描かれるのかも気になるところだ。

映画『ソー/ラグナロク』は2017年11月3日米国公開予定

source: https://twitter.com/TomTheNextLevel/status/810304167784890368
http://mcuexchange.com/planet-hulks-sakaar-confirmed-for-thor-ragnarok/
Eyecatch Image: https://roguewatson.com/2015/02/22/marvel-comics-final-thoughts-the-incredible-hulk-planet-hulk/
http://thor.wikia.com/wiki/File:Thor_Ragnarok_(Logo).png (remixed by THE RIVER)

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。