『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』にガーディアンズ・オブ・ギャラクシー登場か ─ グルート役ヴィン・ディーゼルが証言

『マイティ・ソー』シリーズの第4作となる『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』に、おなじみガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが登場する可能性が高まってきた。グルート役のヴィン・ディーゼルが米Comicbook.comにて語っている。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の集大成となった『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のラストにて、ソーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーとともに地球を去った。ファンの間では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』あるいは『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』への登場を期待する声も大きかったが、関係者が“その後”について言及するのは今回が初めてとなる。
「監督からソーについて聞いたのですが、ソーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの何人かと一緒になりますよ。すごく面白いですよね。誰も知らない話ですよ、言っちゃいけなかったのかもしれないし。」
既報によると、今後のMCUでは、『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』で『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界が描かれ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は、さらにその後が舞台の物語になるとのこと。したがって、ソーとガーディアンズの次なる顔合わせは『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』になる可能性が高そうだ。ただしヴィンの発言には曖昧な点もあり、再タッグが『Vol.3』までお預けとなる可能性も残されてはいる。それに「何人か」とは……?
ヴィンが言っている「監督」とは、おそらく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手がけるジェームズ・ガンを指すとみられる。ヴィンは『Vol.3』について「ジェームズ・ガンが次も大成功させてくれるのを楽しみにしてます。『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』を撮り終えたので、まもなく着手するところでしょう」と述べ、グルートの今後については「二言だけ言えます。“アルファ・グルート”です」と語った。赤ちゃんから思春期へ成長してきたグルートは、“アルファ”、すなわち男らしい姿で再登場するということだろうか。
もしも『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが登場するとなれば、脚本・監督のタイカ・ワイティティは、独特のユーモアセンスをもってスター・ロードやドラックス、グルートたちを描いてくれるだろう。ガン監督とも、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のアンソニー&ジョー・ルッソ監督とも違ったアプローチのガーディアンズが見られることに期待したい。
『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』にはソー役のクリス・ヘムズワース、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンのほか、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが復帰。今度はソーとしてムジョルニアを手に活躍することになる。ヴィラン役は『ダークナイト』3部作や『フォードvsフェラーリ』のクリスチャン・ベール。ガーディアンズが加われば、スクリーンの華やかさはいよいよとんでもないことになる…!
映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は2021年11月5日に米国公開予定。撮影は2020年8月にオーストラリアにて開始される。なお『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』は、ジェームズ・ガン監督作品『ザ・スーサイド・スクワッド』完成後に製作開始となる。