『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』の脚本を読んだクリス・ヘムズワース「めちゃくちゃヤバい」

「『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の2倍くだらない。」「そこらへんにいる大勢の10歳児にどんな映画にするべきかと聞いて回って、その全員に“了解”と答えたような映画。」これらの言葉は、『マイティ・ソー』シリーズ第4作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』の物語について、監督・脚本を務めるタイカ・ワイティティが言及してきた内容である。早くもファンの期待を遥かに超える作品になることが予想される本作だが、ソー役のクリス・ヘムズワースは、すでに脚本を確認済みだといい、その内容を絶賛しているようだ。米紙The Philadelphia Inquirerによるインタビューにて明かしている。
「長年読んできた中で、最高の脚本です。タイカ史上過激さMAXで最高。もし僕が読んだバージョンで進めていくのであれば、めちゃくちゃヤバい。」
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)から続投のワイティティ監督は、第4作の脚本をすでに4〜5回ほど書き直しを重ねており、最新版について「これ以上ないほどの、限界を超えた脚本に仕上がっています」と語っていた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でソーからアスガルドを託されたヴァルキリーを演じるテッサ・トンプソンも脚本を確認済みだと明かしていたものの、内容については発言を回避。そのため、出演者が脚本内容について言及するのは、この度のクリスの発言が初となる。
本作では、『ダークナイト』3部作や『フォード vs フェラーリ』のクリスチャン・ベールがヴィラン役で出演するほか、2作目『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)までヒロインとして登場していたジェーン・フォスター扮するナタリー・ポートマンが復帰。ナタリーは女性のソーとして登場することも明らかになっている。すでに公になっている情報からだけでも、前3作から格段にパワーアップした物語になっていることが期待される第4作だが、米国公開は2022年2月ともう少し先。公開まで首を長くして待つことにしよう。
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Source: The Philadelphia Inquirer