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『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』MCU内での時系列は「未定」 ─ 『アベンジャーズ/エンドゲーム』ソーの身体はどうなる

クリス・ヘムズワース ナタリー・ポートマン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48470999262/ Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース史上はじめての“単独映画4作目”となる『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』について、脚本・監督のタイカ・ワイティティが進捗状況を明かした。すでにワイティティは草稿を執筆し終えており、もちろん物語のプロットも決まっているというが、物語の時系列はいまだ定まっていないという。

この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。

タイカ・ワイティティ
タイカ・ワイティティ Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36201776766/

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、クリス・ヘムズワース演じるソーは体型を大きく変化させた。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でアスガルドの民を守れず、サノスを倒しそこね、全生命の半減を許してしまったソーは、心に傷を負い、地球に再建されたアスガルドで酒浸りとなって暮らしていたのだ。ストームブレイカーはボトルオープナーとして使われ、腹はでっぷりと突き出て、ゲームの対戦相手に威張り散らすという有様だったのである。激太りした姿は、『エンドゲーム』の結末においても元に戻ることはなかった。

Yahoo! Entertainmentのインタビューにて、ワイティティは脚本の草稿を書き終えたことを認めつつ、「ソーの体型はどうなりますか?」との問いかけには明言を避けた。いわく、ワイティティ監督とマーベル・スタジオは現在も話し合いの最中なのだという。

「(脚本について)今でもマーベルと議論を進めているところなんです。なぜなら、『エンドゲーム』から何ヶ月、何年過ぎたのかを決めようとしているところですから。どの時点を舞台にするのかということを。」

マーベル・スタジオはMCUのフェイズ3に入ってから作品同士の繋がりをより緊密にしており、時系列やユニバース全体の展開を丁寧に構成する傾向にある。『エンドゲーム』をもって、それ以前のストーリーにひとまずの区切りはついたものの、来たるフェイズ4では映画とドラマが入り乱れ、引き続き各作品は明確な繋がりを持つというのだ。スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンのドラマ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」の物語は『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』に直結するというし、『ラブ&サンダー』の前には、ソーの弟ロキ(トム・ヒドルストン)の単独ドラマも控えている。スタジオは現在、それぞれの作品をいかに繋げるのか、全体の時系列をどう設定するのかを検討しているということだろう。

とはいえ、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)でソーのキャラクターを一新してみせたワイティティ監督である。『エンドゲーム』を経て、『ラブ&サンダー』でもソーに変化をもたらすつもりでいるようだ。

「僕たちは常にソーを変化させ続けたいと思っているんです。いつでも変化しているから面白いんですよ。」

ちなみに『エンドゲーム』のラストで、ソーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーと一緒に地球を離れていた。ただし、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』のジェームズ・ガン監督いわく、『Vol.3』の時系列は『ラブ&サンダー』後になるとのこと。すなわち、ソーとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの“その後”が描かれるとすれば『ラブ&サンダー』の可能性が高そうなのだが、ワイティティ監督はこのバトンを受け取るのか、それとも全力でぶん投げるのか。どちらにしても楽しみでならない…!

映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は2021年11月5日に米国公開予定。

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Source: Yahoo!

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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