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『ハウス・ジャック・ビルト』作品を読み解く5枚のキーワードポスター、その意味は ─ 監督「シリアルキラー映画ではない」

ハウス・ジャック・ビルト
(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KÖLN

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』(2013-14)などの鬼才ラース・フォン・トリアー最新作『ハウス・ジャック・ビルト』が2019年6月14日(金)に日本公開される。

このたび、「MATERIAL(素材)」「MUSIC(音楽)」「ARTWORK(美術)」そして「Serial Killer(連続殺人犯)」というキーワードからデザインされたジャンル別スペシャルポスターが5種類到着。グッズが手に入るキャンペーンの実施も決定した。


『ハウス・ジャック・ビルト』キーワードが意味するもの

公開されたジャンル別スペシャルポスターのキーワードは、いずれも『ハウス・ジャック・ビルト』という作品に強く結びついている。ここで一枚ずつ、その意味を紐解いていくことにしよう。

MATERIAL(素材)

「MATERIAL(素材)」は、建築家になる夢を持つジャックが、“理想の家”の“理想の素材”に思いを巡らせながら模型を真剣な眼差しで模型を見つめる、まるで建築家のドキュメンタリーのようなデザインだ。

ハウス・ジャック・ビルト
(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KÖLN

MUSIC(音楽)

「MUSIC(音楽)」は、ボブ・ディランのコンサートツアーを記録したドキュメンタリー映画『ドント・ルック・バック』(1967)から、ミュージック・ビデオの先駆け的存在として知られる「Subterranean Homesick Blues」のシーンにオマージュが捧げられたもの。ジャックが手に持つ“LOVE”や”EGOTISM”という言葉からは恋愛音楽映画を想像するが……。

ハウス・ジャック・ビルト
(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KÖLN

ARTWORK(美術)

「ARTWORK(美術)」は、ドラクロワによる1822年の絵画「ダンテの小舟」をジャックと謎の男ヴァージが再現した一枚。まさに絵画そのものをイメージしたデザインだが、気になるのは元の絵画とは左右が反転しているところ。果たしてそこに意味はあるのか?

ハウス・ジャック・ビルト
(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KÖLN

Serial Killer(連続殺人犯)

ジャックをストレートに表した「Serial Killer(連続殺人犯)」の2枚には、鏡に向かうジャックと、血まみれの“何か”を引きずるジャックの姿がデザインされている。

しかし監督のラース・フォン・トリアーは「シリアル・キラーとは、あるひとつのジャンルを示す要素でしかありません」と断言する。「既存のジャンルから出発し、それとは相反するような映画をずっと作ってきました。この映画も本当の“シリアル・キラーもの”ではないんです。そもそも、それほど挑発的な映画だとすら思いませんよ」。どんな展開が観客を待つのか、作品の真のジャンルはいかに。

ハウス・ジャック・ビルト
(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KÖLN
ハウス・ジャック・ビルト
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『ハウス・ジャック・ビルト』キャンペーン&イベント情報

また、今回このジャンル別スペシャルポスタービジュアルグッズがゲットできるキャンペーンを実施することが決定!!!
キャンペーンは、5月27日よりスタートを予定で、映画公式Twitterをフォローしていただき、キャンペーン告知ツイートのGIFアニメをスクリーンショット&指定ハッシュタグを付けて投稿することで参加できる! 

『ハウス・ジャック・ビルト』Twitterキャンペーン

公式Twitterでは、このたび公開されたジャンル別スペシャルポスターのビジュアルグッズが手に入るキャンペーンが実施される。2019年5月27日(月)スタート予定で、ぜひフォローして参加してみては?

実施期間 2019年5月27日(月)スタート(予定)
参加方法 公式Twitter(@HJB2019)をフォローし、告知ツイートのGIFアニメのスクリーンショットを、指定のハッシュタグとともに投稿してください。
プレゼント ジャンル別スペシャルポスタービジュアルグッズ、ムビチケカード、非売品プレスシート、オリジナルTシャツ(予定)

ラース・フォン・トリアー監督 エアファンミーティング

2019年5月24日(金)には、本作を手がけたラース・フォン・トリアー監督のエアファンミーティングが開催決定。イベント当日は奇しくもフランスでカンヌ国際映画祭が開催されているなか、カンヌ国際映画祭を出禁になった映画監督ラース・フォン・トリアーについて4人の出演者が語り尽くす(監督不在のため「エアファンミーティング」となることをご了承ください)。

日程・時間 2019年5月24日(金)20:00-22:00(19:30開場)
場所 本屋B&B(世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F)
入場料 前売り1,500yen+1drink order / 当日店頭2,000+1drink order
出演 滝本誠(美術・映画・ミステリ評論家)、柳下毅一郎(映画評論家・特殊翻訳家)、町山広美(放送作家・コラムニスト)、品川亮(STUDIO VOICE元編集長・文筆/編集業)
イベント詳細URL http://bookandbeer.com/event/20190524/

『ハウス・ジャック・ビルト』

1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックは、あるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する。5つのエピソードを通じて明かされる、 “ジャックの家”を建てるまでのシリアル・キラー12年間の軌跡。
殺人鬼ジャックを『クラッシュ』(2004)のマット・ディロンが、謎の男ヴァージを『ベルリン・天使の詩』(1987)などの名優、故ブルーノ・ガンツが演じる。被害者となる女性4人には、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオが起用された。

ハウス・ジャック・ビルト
(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KÖLN

カンヌ国際映画祭で途中退出者が続出、しかし上映終了後はスタンディング・オベーションが鳴りやまなかった賛否両論の“超問題作”である本作は、あまりの過激さゆえ、米国では修正版のみ正式上映が許可された。日本では「無修正完全ノーカット版」としてR18+指定での劇場公開が実現している。

映画『ハウス・ジャック・ビルト』は、2019年6月14日 (金) 新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

『ハウス・ジャック・ビルト』公式サイト:http://housejackbuilt.jp/

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Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

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