【ネタバレ】『サンダーボルツ*』バッキー、議員生活とヒーローは両立できる?セバスチャン・スタンが語る

この記事には、『サンダーボルツ*』のネタバレが含まれています。

下院議員バッキー・バーンズ、政治生命いかに
バッキー・バーンズの思わぬ進路は、前作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025)でのカメオ登場で明かされていた。選挙活動中のバッキーは、「くだらない資金集めのパーティー」に参加するとサム・ウィルソンに告げ、ルース・バット=セラフには「未来の下院議員」として扱われるのだ。

演じるセバスチャン・スタンは、バッキーが議員になる展開を聞かされて「好奇心と不安」を両方感じたと米Entertainment Weeklyにて明かしている。「面白いと思いました。僕は予想もしなかったし、きっと多くの人が想像しなかったことだろうから。唯一の問題は、どうして議員になるのに髪を伸ばしているのかということで……」。
もっとも『サンダーボルツ*』を経て、バッキーの政治生命は早くも岐路に立たされているように見える。CIA長官ヴァルに反逆した際は「たった半期で終わるなんて」と告げられたが、それはヴァルの思惑通りに事が進めばの話だっただろう。しかし、いずれにせよ、いまやバッキーはサンダーボルツ改めニュー・アベンジャーズの一員である。
ニュー・アベンジャーズの活動に専念するのか、それとも政治家との二足のわらじを履くのか。スタンは今後のバッキーについてこう語る。
「両立できないような話ですよね。彼は今も新しい形で自分が貢献できる方法を探していると思うんです。究極的には、“僕は僕だ、自分なりにやればいい”と気づくんですよ(笑)。だけど、最近は変な政治家が多いから……。」
USエージェント/ジョン・ウォーカー役のワイアット・ラッセルは、スーパーヒーロー活動のために議員を辞める必要は「正確にいえば、理論上では」ないはずだと指摘した。現役の政治家でありニュー・アベンジャーズ、という選択肢もありえないわけではないのかもしれない。
もっとも『サンダーボルツ*』の監督であるジェイク・シュライアーは、スタンの見解を支持しつつ、「彼はもっと自分にふさわしい場所を見つけたと思う」と言っている。バッキーにとって政治家の道は自分自身に誠実ではなく、彼はまどろっこしさを感じているのだと。
ポストクレジットシーンでは本編の14ヶ月後が描かれたが、そこではバッキーの議員としての進退は明らかにならなかった。来たる『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』では去就が明かされるのか、そのときキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンとの関係はいかに?
映画『サンダーボルツ*』は公開中。
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Source: Entertainment Weekly