『サンダーボルツ』は「これまでのマーベル映画とは全く違う」、デビッド・ハーバーが独自性を語る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『サンダーボルツ(原題)』に、『ブラック・ウィドウ』(2021)からレッド・ガーディアン役で続投するデヴィッド・ハーバーによれば、MCUで初となるこのヴィラン集結映画は、これまでとは違う雰囲気の一作となりそうだ。
本作は、政府の招集を受けて任務に挑むヴィラン・チームを描く物語で、『ブラック・ウィドウ』(2021)のエリック・ピアソンによる初稿を、現在はA24製作のNetflixシリーズ「BEEF/ビーフ ~逆上~」(2023)のイ・サンジンがリライト中だ。
米Comicbook.comによると、ラスベガスで開催中のイベント「CinemaCon2023」でインタビューに応じたハーバーが、本作について脚本の改稿にも触れつつ、こうコメントしている。
「本当に良い作品ですよ。マーベルは脚本を改稿していて、いつも彼らは驚かせてくれますが、この特別なチームは自分たちが何をやっているのか理解しています。このユニバースで本作が意味しているのは独自の作品だということ。、チーム自体とその集まり方は、今までに僕が見てきた他のマーベル映画とは全く違います。」
もちろんのこと、どのようにアンチヒーローたちが集まってサンダーボルツとして団結するに至るのか、という具体的な情報は明かれていないが、ハーバーは以前サンダーボルツが「負け犬の集まり」だとも発言していた。「笑えるし、変わってるし、アクションもある。それから、僕たち(サンダーボルツ)が爆弾を投下(Drob the bomb)する」ともコメントしており、とにかくMCUを大いに掻き回す作品になることは間違いなさそうだ。
メンバーにはハーバー演じるレッド・ガーディアンに加え、『ブラックウィドウ』からエレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)とタスクマスター(オルガ・キュリレンコ)、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)のUSエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、『アントマン&ワスプ』(2018)のゴースト/エイヴァ・スター(ハナ・ジョン=カーメン)が名を連ねる。その他にも、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)と、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)も登場する。
錚々たる顔ぶれが揃った映画『サンダーボルツ(原題)』は2024年7月26日に米国公開予定。撮影は2023年6月に開始される予定だ。
▼ 『サンダーボルツ』の記事
セバスチャン・スタン誕生祭、『サンダーボルツ*』バッキー特集映像が公開 ─ 「彼の過去は消しされない、良くも悪くも」 おめ〜! バッキー&翼、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でも「ずっと喧嘩してる」とアンソニー・マッキー 「熱い」としか言えん 【ネタバレ】『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』、なぜ『サンダーボルツ*』に◯◯◯◯?監督が回答 こんな裏事情が 【ネタバレ】『サンダーボルツ*』監督がタスクマスターを振り返る ─ 「きちんと理解している、軽々しくやったことではない」 劇場公開後の反響もふまえて マーベル・ドラマ、削減へ「あまりにも多すぎた」 ─ 『サンダーボルツ*』でも反省「ドラマを観てなきゃいけないと思われた」 再び映画とテレビを分離へ
Source:Comicbook.com