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『ゴジラvsコング』監督、次は「ネコ科の獣人」を撮る ─ 80s人気アニメ「サンダーキャッツ」映画版就任

サンダーキャッツ
Photo by Nathan Rupert https://www.flickr.com/photos/19953384@N00/4825332906/

怪獣王と巨大ゴリラの対決を撮った男、次は“ネコ科の獣人たち”を撮る。映画ゴジラvsコングのアダム・ウィンガード監督が、1980年代にアメリカで人気を博した同名SFアニメの映画版『サンダーキャッツ(原題:Thundercats)』に就任したことがわかった。米Deadlineが報じている。

アニメ版「サンダーキャッツ」は1985~1989年に米国で放送され、コミックやゲームなどに展開された。ネコ科の獣人であるサンダーキャッツは、故郷の惑星サンデラをミュータントによって滅ぼされ、宇宙に逃亡する。“第三の地球”と呼ばれる惑星に漂着した一同は、追ってきたミュータントとの戦いに身を投じていくのだった。

これまで『サプライズ』(2011)『ザ・ゲスト』(2014)などホラー/スリラー映画を中心に活躍してきたウィンガード監督だが、「サンダーキャッツ」の映画化企画は「夢のプロジェクト」だという。高校時代にアニメ版にのめり込んだウィンガードは、映画監督への熱意を抱いていたこともあり、頼まれてもいない映画版の脚本を執筆していた。それから約20年を経て、ワーナー・ブラザースが『ゴジラvsコング』を気に入ったことから、以前からの企画をウィンガードに託すことに決まったのだ。

映画版『サンダーキャッツ』は実写とアニメーションのハイブリッド作品。アニメの物語を出発点に、監督による長年の構想を実現するものとなる。脚本はウィンガード監督とともに、『サプライズ』『ザ・ゲスト』『ブレア・ウィッチ』(2016)で監督とタッグを組んだサイモン・バレットが執筆。現在、監督は「僕以上に『サンダーキャッツ』のことを知り、考えてきた人はいない。かつてないSFファンタジー大作を作ります」との意気込みを語っている。

「『サンダーキャッツ』の映画版では80年代の美学に回帰します。見た目を作り直すのではなく、サンダーキャッツのままで行きたい。実写にもしたくないし、『キャッツ』(2019)みたいにもしたくない。[中略]誰も見たことのない映画を作りたいんです。ハイブリッドのCG映画なら、めちゃくちゃリアルな見た目にしながら、カートゥーンとCGのギャップも埋められるはず。」

なお、ウィンガード監督の次回作と目されているのは、ジョン・トラボルタ&ニコラス・ケイジ主演『フェイス/オフ』(1997)の続編映画(タイトル未定)。映画版『サンダーキャッツ』はその後に着手することとなりそうだ。

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Sources: Deadline(1, 2

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。外部寄稿に『TENET テネット』『ジョーカー』『シャザム!』『ポラロイド』劇場用プログラム寄稿など。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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